相模太夫の旅録=Tabi Log

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「相模国国分僧寺」の後継寺院「東光山国分寺」

2023-01-26 07:37:10 | 寺院
海老名市国分に高野山真言宗の寺院「東光山国分寺」は鎮座している。奈良時代に聖武天皇が発した「国分寺建立の詔」により日本各地に「国分僧寺」と「国分尼寺」が一つずつ建立された。「東大寺」と「法華寺」が総本山で、当寺は国分寺のうち「相模国国分僧寺」の後継寺院にあたる。国分寺市の「医王山国分寺」は「武蔵国分寺」といわれる。750年頃(奈良時代)創建。本尊は薬師如来である。創建後の10世紀に衰退、鎌倉時代に修復、室町時代から戦国時代衰退、安土桃山時代~江戸時代に再興、幕末から明治初には衰退、明治時代に再興し現在に至る苦難の歴史を繰り返している寺院である。「山門」より石段を上って行くと左手正面に入り母屋造りの「本堂」、「客殿」、そして重要文化財の「梵鐘」がある「鐘楼」、「六地蔵」がある。また近くには「国分寺跡」の史跡が広がっている。またビナウォークに建設され聳える塔は8世紀半ば建立された「相模国分寺」の「七重塔」を約三分の一に縮小して再現されたものである。(2301)
 
 
 
 
 

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