性的暴行の疑いで告訴されたJYJのユチョンが嫌疑なしの処分を受けたことが伝えられた中、所属事務所のC-JeSエンターテインメントが慎重な姿勢を見せた。
C-JeSエンターテインメントの関係者はマイデイリーに「警察の公式捜査結果発表が出れば、所属事務所の立場を明らかにする予定だ」と言葉を慎んだ。
この日、警察は風俗店のトイレなどで女性に性的暴行を加えた疑いで4件の告訴を受けたユチョンに嫌疑なしの処分を下したと伝えた。
ユチョンは先月10日、ソウル江南(カンナム)の風俗店のトイレで女性に性的暴行を加えた疑いで告訴された。その後、女性3人が相次いで告訴し、社会的に大きな波紋を呼んだ。
警察は計12名で構成されたパク・ユチョン調査専門チームを組んで、該当事件を捜査したが、最初の訴状が受理されてから20日後の先月30日、ユチョンはソウル江南警察署で8時間に渡る尋問調査を受けた。
元記事配信日時 : 2016年07月07日21時28分記者 : パク・ユンジン
過去の韓国芸能スキャンダルから見るパク・ユチョンさん復帰の可能性は?
性暴行と買春、どちらがもっと最悪なのか判断がつかないほどパク・ユチョン事件が暗黒の深みに陥っている。
代表的な韓流スターとして名をはせたユチョンさんが主人公ということで、今回の事件後の動きにアジアが注目している。
15日、ソウル江南(カンナム)警察署はユチョンさんの性暴行容疑を嫌疑なしと結論付けた。だが、ユチョンさんを買春および詐欺疑惑で検察に送検した。まさに「山を越えたらまた山」という状況だ。
2004年に東方神起のメンバーとしてデビューしたユチョンさんは日本や中国などアジア全域で高い人気を博した。東方神起からJYJへ、そして俳優としても華々しい活躍が続いた。社会服務要員として服務する直前まで、百想芸術大賞やSBS演技大賞など大韓民国の各種授賞式で賞を総なめにして人気をほしいままにしていた。
今回の事件で「韓流スター、パク・ユチョン」は復帰を語ることができないほどの大きなダメージを受けた。だが、ユチョンさんが警察で取り調べを受けていた間、アジア各地でファンが集まるなど依然として彼のことを愛し心配する者も多くいた。このためユチョンさんの復帰の可能性を全面排除することができない。ユチョンさんの前にセックススキャンダルで社会的物議をかもしたスターも、海外を中心に少しずつ再起の道を開こうとしている前例もあるためだ。
2013年、性暴行容疑で訴えられた俳優パク・シフは翌年中国映画『君の香り』を通じてまず中国でカムバックを果たした。当時、パク・シフは積極的に中国内の広報活動を行った。その後、ことし1月にケーブルチャンネルOCNのドラマ『町の英雄』の主人公として3年ぶりの国内復帰を果たした。
2009年、未成年者買春容疑で起訴猶予処分を受けたイスは7年後の2014年、グループMC The Max!のボーカルに復帰した。SE7ENの場合、2013年軍服務当時に飲酒および無断外泊とマッサージ店出入りによって営倉10日の重い懲戒を受けたことがある。除隊後、アジアを舞台に再起のチャンスを探っていたSE7ENは、最近新曲『大丈夫』を発表した。
このような事例から、ユチョンさんの復帰の可能性を「ゼロ」とすることはできない。しかし、大衆が持っていたユチョンさんへのイメージや事件の重大さなどが依然として問題という声も大きい。普段から優しいイメージのあったユチョンさんの私生活が恥部まで明らかになった状況だ。その上、事件専門担当チームが組まれるほどの騒動に発展したことから、そう簡単に大衆の許しを得ることはできないだろうとの意見もある。これについて、ある芸能関係者は「イメージが命の芸能人が隠すべき素顔をすべて白昼にさらすことになった。ユチョンさんが今後、いかなる映画やドラマに登場するとしても、これに夢中になる観客はどれくらいいるだろうか」としながら「復帰は難しいのではないか」とその考えを明らかにした。