TOEIC Programを開発しているETSより、TOEIC Speaking Testの出題形式の一部を以下の通り改訂することがアナウンスされました。改訂後も難易度は変わらず、スコア、能力レベル別評価、発音、イントネーションとアクセントの評価には変更はなく、 また、現行の認定証の記載事項や形式も変わらないとのことです。
変更点①：写真描画問題が1問→2問へ
写真を見て状況を説明する「写真描画問題」が1問から2問へと変更となります。これまでは1問に集中すればよかったですが、2問となることですぐに頭を切り替えて2つ目の写真の内容についてもしっかり説明することが求められます。
変更点②：写真描画問題が45秒→30秒へ
1問あたりの回答時間が45秒から30秒へと変更となり、15秒短縮されます。写真の内容を説明するだけなので45秒は少し長いと感じられていたか方も少なくないと思いますのが、今回の改定により短時間で集中的に写真の状況を説明することが求められ。回答時間が短くなったことにより、回答しながら考えている時間はありませんので準備時間にしっかり説明する内容を整理しておくことが重要となります。
変更点③：Propose a solution（解決策を提案する問題）が廃止に
メッセージなどを聞きその内容を確認した上で問題の解決策を提案する、または、会議の内容を聞きその内容を確認した上で問題の解決策を提案することが求められていた「解決策を提案する問題」ですが、この問題そのものが廃止となります。本パートはリスニングで把握した内容をしっかりと理解した上で解決策を提案する必要があるパートだったため苦手意識のある方も少なくないかもしれませんが、今回の改定以降は回答する必要がなくなります。
改定は2021年8月8日（日）実施分から
今回の改定は、2021年8月8（日）実施分以降のテストより適用となります。なお、TOEIC Writing Testの出題形式に変更はありません。
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