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さて、このタイプの人外さんの餌食になるのは
密着型の営業や業者、担当制の勤務、もしくは看護師さんや介護士のような福祉系に多いと思います。
なぜここまで強いマイルールを人外さんがつくったのかというと、保身(保心)のためです。
社会適応能力という部分に触れますが、これが低い人ほど自己愛が強く、傍から見たらエゴイストに見えるのです。
そもそもマイルールは誰にでもあります。しかし、それを外に押し付けていないだけです。
しかしながら、すべての人間がマイルールを押さえ、適応状態を長時間キープできるわけではありません。
その「適応を低くした状態」をぶつけてもオッケーだと線引きしだす時、最も利用しやすいのが前述の人たちなのです。
まあ、要するに「わがまま」になるんです。
だからマイルールが通じると思ってしまうのですよ。
このボーダーラインを、「仕事」といえる部分以上に容易くこえてしまう。ここに問題があるのです。
ではどのように対応すればよいか、ですが
基本的にビジネスというモノを理解していない場合が多いので、自爆するのを待つ
のが一番手っ取り早いです(笑)。
そこまで待てるか!!
との声が聞こえてきそうなので、あえて、ですが。
本当にビジネスライクを考えておられるなら、基本中の基本である
賃金(クライアントから見たら代金)以上のことは一切しないこと
に尽きます。
基本的にクライアントのマイルールは、こちら側にメリットはほぼありません(キッパリ)
そもそも自分の思い通りにならないことが社会には沢山ありますし、
それを「マイルール」で通そうなんて無茶苦茶です。
契約に無いことをすれば追加料金が発生するのも至極当然です。
「柔軟性を求められる」部分もありますが、ビジネスの基本をしっかり押さえてなければ、この人外さんにはすぐに、もてあそばれてしまうでしょう。