よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

ニコンFG-20 E36~72mmF3.5

2024-02-02 21:51:15 | マイ カメラ ニコン
 ニコンFG-20 E36~72mmF3.5


 ニコンFG-20 E36~72mmF3.5 F5.6AE

 早いもので2024年もはやひと月が経とうとしております。
今年は30年ぶりに家族とすごせたお正月でしたのでのんびりしていましたら
能登に大地震が・・(TT)。

私も神戸で阪神淡路の震災を経験しましたので
身につまされる思いです。どうか被災された方がたが
一日も早く日常生活を取り戻せますようお祈りいたします。

私自身も年末は落ち込むネタばかりでした・・。
でもこんなときこそカメラです。
構図を決め、ピントを合わせ、露出を決めてシャッターを切る。
今まで繰り返してきたこの動作が傷心の私を癒してくれます(^^)。


 ニコンFG-20 E36~72mmF3.5 F5.6AE

 神戸市役所前のでっかい壁画です。
落書き防止のために監視カメラなど装備されております。
最近あっちゃこっちゃで再開発の槌音が響く神戸でございますが・・
箱ばっかり作り直しているような気もなきにしもあらずです。
西隣の明石市のパワーにタジタジといったところですが(^^;)。


 ニコンFG-20 E36~72mmF3.5 F5.6AE

「KOBE豚饅(ぶたまん)サミット2023」のイメージキャラクター
「つつむん」です。はばタンとデザインは同じ方だそうで
言われてみれば雰囲気がそっくりでかわいいですね。

今回のおともレンズE36~72mmは手前に引いた
ショートの状態が72mmで伸ばした状態が36mmです。
生理的には逆なのですが、昔のレンズにはよくある仕様です。
 

 ニコンFG-20 E36~72mmF3.5 F5.6AE

 足をのばしまして、ハーバーランドで行われております
兵庫カーライフフェスタ2023にやってまいりました。
今話題のダイハツさんのイメージキャラカクカクシカジカさんです。
車メーカーさんの固定キャラってじつは珍しいんですよね。


 ニコンFG-20 E36~72mmF3.5 F5.6AE

 昨年は阪神タイガースが「アレ」をなしとげましたので
特別仕様車の「タイガースミラ」でございます。
1985年にも当時のミラでタイガースミラが発売されてました。
ナイトスクープでもネタにされてましたね。
しかし「関西」ネタコテコテすぎますな(^^)。


 ニコンFG-20 E36~72mmF3.5 F5.6AE

 こういったクルマのイベントでおなじみの
三菱デリカによる「こんな坂でもへっちゃらです!」
のデモンストレーションです。

てか、こんな坂道どこにあんねん!と突っ込むしかありません。
登りはともかくバックはむちゃくちゃ怖いのでわ?
なまじのテーマパークのアトラクションより
スリルがあるのは間違いないですね。


 ニコンFG-20 E36~72mmF3.5 F5.6AE

 コロナもなんとか落ち着いて豪華客船のクルーズも
神戸への寄港もすっかり通常の風景になりました。
おなじみになりすぎてありがたみが薄れてきた気も・・(^^;)。
 

 ニコンFG-20 E36~72mmF3.5 F5.6AE

 クリスマスの時期にはサンタコスを纏う
神戸駅横のD51です。
D51はおじいさんですから問題ないといえば
問題ないのですが。煙突もついてますしね。


 ニコンFG-20 E36~72mmF3.5 F5.6AE

 県立美術館の巨大リンゴです。
リンゴよりも建物の大きなひさしがすごいですね。
風で飛んで行ったりしないかちと不安になるレベルの
オーバーハングです。
 

 ニコンFG-20 E36~72mmF3.5 F5.6AE

 ここのところ日の出が遅いので早起きしなくても
簡単にこんな写真が撮れてしまいます。
(最近「カンタンカンタン」ばかり言っている気が・・(^^;)。)

こういうシチュエーションでは
さすがに若干のへちゃつぶれ感がありますね。


 ニコンFG-20 E36~72mmF3.5 F5.6AE

 いつもの明石海峡&夕陽でございます。
ちょうど淡路島と橋げたの間に収まってくれる夕陽は
この時期ならではです。

E36~72mmは廉価版ながらF値一定で
なかなかに使いやすいタマでした。
軽量のFG-20とのコンビも相性バツグンです。
一本ありましても邪魔になりませんから
きれいな個体があればぜひ押さえていただければ幸いです(^^)。



オリンパスOM-4Ti タムロンSP90mmF2.5 52BB

2023-10-30 20:39:18 | タムロン交換レンズでワンダフル
 オリンパスOM-4Ti タムロンSP90mmF2.5 52BB


 ここのところ私生活でいろいろと悲しいことが立て続けに
おきました。ので、こんなときにはカメラです(^^)。

ボディは私の最も信頼し、かつ癒してくれる相棒のOM-4Tiで。
レンズは柔らかほっこりの描写で有名なタムロンの90mmマクロ
52BBです。このレンズは「ごじゅうに・びい・びい」と呼ぶのか
「ゴーニ・ビービー」と呼ぶのかどっちが正しいんでしょう?

まあ、どっちでもいいんですが。些細なことに
こだわりたくなるなるのが人間の悲しいさがですよね。


 オリンパスOM-4Ti タムロンSP90mmF2.5 52BB F5.6 AE プロビア100F

 最近世間を蹂躙・・・あわわ、大人気で皆に慕われている
「ちいかわ」の阪急電車です。もともと阪急はかわいい系のキャラとの
コラボには熱心なのですが、今までのキャラと比べましても
その人気ぶりはすさまじいです。

冷静になって見ますと車掌席のハチワレのぬいぐるみ
すんごく大きいですよね(^^)。


 オリンパスOM-4Ti タムロンSP90mmF2.5 52BB F4 AE プロビア100F

 車両の横にも可愛らしいデコが施されております。
辛いことを忘れてほっこりできてしまいそうですね。
リラックスしすぎて乗り越さないように注意です。
 

 オリンパスOM-4Ti タムロンSP90mmF2.5 52BB 開放 AE プロビア100F
 
 「ポートレイトマクロ」の異名を持つレンズですから
開放絞りでの描写を見てみました。
うわさに違わぬ優しい、タムロンらしいボケで
ふんわり癒されますね(^^)。


 オリンパスOM-4Ti タムロンSP90mmF2.5 52BB F5.6 AE プロビア100F

 停車中は可愛さに見とれていられるのですが
電車として走り出しますとそこはかとなく
恥ずかしいような気になります(*^^*)。
さすがはちいかわパワーであります。 


 オリンパスOM-4Ti タムロンSP90mmF2.5 52BB F4 AE プロビア100F

 ちいかわ号を追いかけて神戸に戻ってまいりました。
元町商店街のマスコット元ずきんちゃんもハロウィンの
装いです。

残念ながらこの装飾は可愛くて大きいのですが
商店街の通りから少しく引っ込んでおられますので
あまり道すがらの人に注目されてないんですよね。
残念。


 オリンパスOM-4Ti タムロンSP90mmF2.5 52BB 開放 AE プロビア100F

 いつものご近所野良猫です。
基本的に野良猫を撮る時には開放絞りでの撮影を
常としておりますが・・
ポートレイトマクロの面目躍如といった描写ですね!
さすがとしか言いようがありません。

90mmという焦点距離もあいまって
瞳にピントを合わせるのも超カンタンでした(^^)。
 

 オリンパスOM-4Ti タムロンSP90mmF2.5 52BB F4 AE プロビア100F

 19日にリニューアルオープンしました西神中央プレンティです。
芝生広場やベンチなどが設置されましてある意味「今風」な
駅前になりました。もとから広々感がありましたが
それを損なわぬように配置されているのはさすがであります。


 オリンパスOM-4Ti タムロンSP90mmF2.5 52BB F4 AE プロビア100F

 ダンスを踊る二人の銅像とひな壇は以前のままですが
プレンティのロゴはリニューアルされて新しくなりました。
1980年代のデザインでしたがこれまた今風の
フォントとなっております。


 オリンパスOM-4Ti タムロンSP90mmF2.5 52BB F4 AE プロビア100F

 こちらは少しく前にオープンしましたなでしこ会館です。
壁面の装飾がほとんどパラノイアでございますな。
ガラス面積が大きくて夜となりますと
非常にフォトジェニックになります(^^)。


 オリンパスOM-4Ti タムロンSP90mmF2.5 52BB F4 AE プロビア100F

 エントランスのかっちょ良い駅前ホテルです。
かなり長いことイルミネーションがそのまま
変更されておりませんが評判が良いのでしょうね。

写真撮影には「フォトセラピー」と呼ばれる人を癒す効果があるのですね。
今回はまさにそれをまざまざと感じることができました。
実はしばらくこのよかよか写真も休もうかと思っていたのですが・・
まさかこんなに自分の撮影した写真が元気をくれるとは
思いませんでした(^^)。
これからもどんどん撮っていきたいと思います!!

 

ニコンFE10 ニッコールAis 24mmF2

2023-09-07 11:49:42 | ニコン交換レンズでワンダフル
 ニコンFE10 ニッコールAis 24mmF2


 今年の夏は本当に本当に暑かったですね。
なんでも観測史上一番暑い8月だったとか。
こうなりますとすぐに地球温暖化の話がでてまいりますが
私はモンゴル帝国がユーラシア大陸を支配したのは
北の大地が温暖化して牧草が増えたからである説を
指示しておりますのであまり意にかいさないのです(^^)。

最も暑すぎますと重たいマシンを持ち出すのはおっくうですから
軽量ボディのニコンFE10とラッキーナンバー24の
Ai24mmF2に登場していただきます。
暑さでヘロヘロでピント合わせもだいたいで良い
広角にしよう・・・というわけではありません・・・よ(^^;)。
 

 ニコンFE10 ニッコールAis 24mmF2 F8 AE プロビア100F

 暑い暑いさなかですが頑張って四国水族館に行ってまいりました。
クルマをとばしてなんとかイルカショーに間に合いました。
皆さん日陰のある屋根の下に集中されてカンカン照りの
反対側にはぜんぜんいらっしゃいません。
て当たり前ですが。

ゴーストがボンと入ってしまいましたが
24mmという画角もありまして
タワーの高さも表現できたと思います。


 ニコンFE10 ニッコールAis 24mmF2 F8 AE プロビア100F

 ようやくお待ちかねのイルカショーが始まりました。
結局私も屋根の下に退避いたしました。
イルカさんのジャンプを海をバックに撮りたかったからで
決して暑さに負けたわけではございません(^^)ゞ。


 ニコンFE10 ニッコールAis 24mmF2 F8 AE プロビア100F

 おとものFE10は純ニコン製ではなくコシナのOEMなのですが
軽量ボディで値段も文字通りお手軽です。
作例のように普通にAEで撮影しても無理なく
露出をあててくれています。


 ニコンFE10 ニッコールAis 24mmF2 F8 AE プロビア100F

 イルカさんたちも非常に楽しそうに演技されていて
時間も短くスタッフさんともども楽しんでらっしゃる
雰囲気がうかがえます。
あまりの暑さにこちらも飛び込みたくなりました。


 ニコンFE10 ニッコールAis 24mmF2 開放 AE プロビア100F

 イルカショーが終わりまして館内に入りますと
比較的小ぶりな水槽にお魚が近くで見られるように
なっております。

F2の大口径でなんとかお魚も停まってくれました。


 ニコンFE10 ニッコールAis 24mmF2 F5.6 AE プロビア100F

 暑い暑い日差しをさけて夕方になりますと
撮影される方も湧き出す明石海峡です。

写真だけ見れば風も波もありまして涼し気に見えますが
まだまだ汗の吹き出す気温でけっこうげんなりでした(^^;)。


 ニコンFE10 ニッコールAis 24mmF2 F5.6 AE プロビア100F

 悪魔のような熱線を発していましたお天道様も
ようやくお引き取り遊ばされようとしております。
もう少し夕陽で赤くなるかと思ったのですが
残念ながらドボンの陽の入りでした。

ニッコールは無限大をしゃっきり描写するという
シチュエーションには本当に強いですね。


 ニコンFE10 ニッコールAis 24mmF2 F4 AE プロビア100F

 24mmという画角で撮影しますと淡路島も小さく見えてしまいますね。
現地にいればすぐそこに感じるのですが。
広角レンズは遠くのものをすっとばしてしまうので
実はあまり得意ではないのです(^^;)。


 ニコンFE10 ニッコールAis 24mmF2 開放 AE プロビア100F

 いつもの神社の黒猫さんです。
気持ちよくお昼寝の最中を邪魔して起こしてしまいました。
開放での描写です。

昔のニッコールらしくボケ味はイマイチですね。


 ニコンFE10 ニッコールAis 24mmF2 開放 AE プロビア100F
 
 もうすぐリニューアル工事に入ります
神戸市営地下鉄名谷駅の駅舎です。
正面の大きなタイル張りの壁画が好きだったのですが
大きすぎて保存するわけにもいかず取り壊されるようです。
なにかひとつの時代が終わったなあ・・という感じが
いたしますです。

今回FE10という軽量ボディのおかげもありまして
非常に快適に撮影できました。
24mmF2というスペックですと
ついついオリンパスのズイコー24mmF2と比較して
しまいますが・・(^^;)。

まあ、小型軽量でOMと比較するのが悪いので
しっとりした描写の良いレンズですよ。 

オリンパスOM-3Ti ズイコー200mmF4

2023-08-13 00:19:53 | オリンパス交換レンズでワンダフル
 オリンパスOM-3Ti ズイコー200mmF4


 毎日毎日あっついですね~。
これだけ暑いと頭がぼ~として普段抑えているものが
吹き出しそうです。少しでも安らかに過ごすために
癒し感バツグンのOMに登場してもらいます。
決してヨタヨタで他機種を持ち出すエネルギーがないのでは
ありませんよ~(^^;)。


 オリンパスOM-3Ti ズイコー200mmF4 1/125 F5.6 ベルビア50

 またまた例年のハスの撮影にまいりました。
今回のお供は大人気ズイコー200mmF5と比べまして
あまりにも平々凡々バカボンボンの200mmF4です。
プレミアム感のあるF5と違い速攻ジャンク箱行きの個体が多く
生存率は低いのではないでしょうか?
こちらの個体ももちろんジャンク箱からのサルベージです(^^)。


 オリンパスOM-3Ti ズイコー200mmF4 1/125 開放 ベルビア50

 弟分たる200mmF5と比較しますと
重量で130g、全長で22mm大きくなっています。
値段は1989年のカタログでF4が36,500円、F5が34,000円でした。
ところが使われているレンズはF4が4群5枚に対し
F5は5群6枚とF5のほうが多いんです。
マーケティング的にどうしてもF4が明るいぶん上位に
したのでしょうが、F5のほうがお得ですね(^^)。


 オリンパスOM-3Ti ズイコー200mmF4 1/125 開放 ベルビア50

 あまりにもふつ~のスペックなのでおよそ
紹介記事にも取り上げられないタマですが
前ボケ・後ろボケともなかなかのボケ味ですね。
ボケ味だけ見ればF5よりも素直で良い感じです。


 オリンパスOM-3Ti ズイコー200mmF4 1/125 開放 ベルビア50

 こちらのタマはMC表記のマルチコート版です。
200mmF4という鉄板スペックですので
M-システムの極初期から展開されています。
初期バージョンのレンズはモノコートで
銀巻の化粧リングがついていて
レンズ自身もアンバー系の色ですが、こちらは
グリーンのコーティングで嬉しくなります(^^)。


 オリンパスOM-3Ti ズイコー200mmF4 1/125 開放 ベルビア50

 最短撮影距離は2.5mmと遠く
時代を感じさせる設計です。まあ、このレンズが
現役だったころは接写や花の撮影を望遠レンズで
する方はいらっしゃらなかったでしょうからむべなるかなですが。


 オリンパスOM-3Ti ズイコー200mmF4 1/125 F5.6 ベルビア50

 いつものハーバーランド向かいの潜水艦です。
ぶっといシュノーケルが目を引きます。
お船の被写体はついつい画面に全体を入れたくなりますが
こうやって切り取りをしても絵になりますね。
 

 オリンパスOM-3Ti ズイコー200mmF4 1/125 F5.6 ベルビア50

 神戸港では常連さんの飛鳥Ⅱのおしりです。
船がでっかいので全部入れようとすると
この角度しかないのでした(^^;)。
真後ろのカットって珍しいでしょ?


 オリンパスOM-3Ti ズイコー200mmF4 1/125 F5.6 ベルビア50

 加西にあります鶉野飛行場跡資料館にあります
熱気球形のポストです。各地にあります
変わりポストのうちでも特異さはなかなかですね。
とりあえずハガキでも入れたくなりますね(^^)。


 オリンパスOM-3Ti ズイコー200mmF4 1/125 F5.6 ベルビア50

 鶉野飛行場跡資料館に戦闘機紫電改の上面に
ワイヤーで飛行中のかたちで展示されております
九七式艦上攻撃機です。
装着されている爆弾が特攻機の悲哀を強調しております。
200mmですので館内からはまったく画角的に
無理があったのですが、館外より狙いますと
飛行中みたいになりました。
まさに怪我の功名ですね。
 

 オリンパスOM-3Ti ズイコー200mmF4 1/125 F5.6 ベルビア50

 ほっともっとスタジアムで花火ナイトのために
焼けるような西日のなか活躍中のオリックスバファローズの
マスコットバファローベルさんです。
まさに酷暑の中誠にご苦労様でした。

あまりにも平凡なスペックでおよそ顧みられない
200mmF4でありますが使用した印象では
F5よりも実力は上です。
生存率は低いですが生きていれば数千円でも
手に入りますからお買い得レンズですね(^^)。

キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L

2023-07-12 23:32:24 | キヤノン交換レンズでワンダフル
 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L


 最近ハードでもソフトでも「運用のしやすさ」
にこだわってます。インターフェイスがユーザーに
「わかりにくい」「難しい」と思われた時点で
まだまだ開発・改良の余地があるというわけで。

などなどと言い訳しながら結局持ち出すのは
「楽写一眼」キヤノンT80です。
FDレンズを使うのなら最強と勝手に認識しております。

T80が醸し出す「まあ、そんなに気合い入れんでも写してあげまっせ!」
と言ってくれているような雰囲気に癒されますので(^^)。


 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 今回装着しましたるレンズはキヤノンの超いちびり・・あわわ、技術の粋を
集めた「L」シリーズの広角バージョンFD20ー35mmF3.5Lです。
最終的には190,000円という値付けがされていた高級レンズですが
まさかT80で撮影されるとはレンズ自身も想像していなかったでしょうね(^^)。

和田岬にありますふる~い酒屋さんのアサヒビールのロゴです。
最近摩耶山にありました「摩耶花壇」の紹介がニュースなどで
ありました。その古い写真で出ていたアサヒビールのロゴに
似ているな~と思って撮影です。摩耶花壇は右から表記でしたが。

しかしなんぼワイドズームでも歪曲がすごいですね。


 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 岬では有名な大和田橋の欄干です。神戸空襲や震災も
乗り越えてきたツワモノでございます。
カタツムリのオブジェが面白いですね。
縦位置ですと歪曲収差がますます強調されます。


 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 真横から見ますと石造りの非常に立派なつくりです。
こちらでは神戸空襲の際にたくさんの犠牲者の方が出たとか。
三菱の造船所がありますから戦術的には最重要目標ですよね。
空襲の炎で焼け焦げた部分も保存されております。


 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 平成3年に再建されました兵庫大仏です。
30年以上たちまして良い雰囲気になっております。
初代の大仏さまは戦争中の金属供出で出征されてしまったそうで・・
大仏さまを鋳つぶしてタマにするという発想が湧く時点で
もう戦争には負けでございますな。


 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 岬といえばノエスタスタジアムです。
看板のイニエスタさんもヴィッセルから離れられてしまいましたね(TT)。
いつも思うのですがサッカー選手の写真てみんな
北斗神拳伝承者みたいな顔つきで撮られてますな。
写真を撮る身としては笑顔が一番と思いますが
笑ってたらだめなんでしょうか(^^)?


 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 この時期にはたわわなヤマモモです。
ほどよいすっぱさがお気に入りなのですが
街中ではあまり取られる人もなく落ちるに
まかされているのを見るのがつらいです。

広角ズームですが最短撮影距離が遠くて50cmです。
まあ、接写は想定されてないのでしょうが
あと10cmぐらい寄りたいところですね。


 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 なぜか私のバイクのメーターに止まってくれていた
キリギリスさんです。35mmで最短撮影距離50cmで
撮影してこれくらいです。
広角ズームで虫撮るなよて感じですが(^^;)。


 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 いつもの明石海峡の夜景ですが
広角すぎてまとまりがなくなってしまいました(^^;)。
プログラム露出ですからおそらく開放絞りの描写ですね。
Lレンズらしい描写・・が感じられないこともないこともな・・いです。
 

 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 気をとりなおしまして水連を撮ってみました。
奥のほうのアウトフォーカスがむにょむにょです(^^)。
もう少しフォトジェニックにしてくれても
バチはあたらんと思いますが・・
 

 キヤノンT80 FD20ー35mmF3.5L プログラムAE プロビア100F

 最近はみなさんスマホの画角になれていらっしゃいますので
この20~35mmくらいの焦点距離が違和感なく
受け入れられるのではないでしょうか。

ただこのレンズ前モデルの24~35mmのほうが
評価が高いなんて話がありまして悩みどころです。


オリンパスOM-2N ズイコー55mmF1.2

2023-06-12 13:21:04 | オリンパス交換レンズでワンダフル
 
 オリンパスOM-2N ズイコー55mmF1.2


 先日のフジフイルムのフイルム受注停止アナウンスで
カラーフイルムのストックが心もとない状況になっていました。
そこで窮余の対策?としてモノクロで撮影することにしました。
モノは同じくフジのアクロス100です。

久しぶりのモノクロなので、テンションを高めるために
秘蔵のズイコー55mmF1.2を持ち出しました。

OM発売初期の頃からラインナップされていたレンズで
OMのあの大口径のマウントサイズもこのF1.2を考慮されて
決定されていたそうです。
F1.2という大口径でありながらフィルター径がΦ55mmというのも
りっぱであります。

当時はF1.2の標準レンズは他社も軒並み55mmで
50mmでの設計は難しかったようです。
ズイコーは後に50mmF1.2というスペックのレンズも
発売され、フィルムOM最後までカタログにのっておりましたが
真ん中がファットになっていてちとブスです。
OMボディにスタイルにマッチングしているのは
この55mmのほうですね。

このレンズは大口径ながらマルチコートでは
ありません。
ズイコーはマルチコートには当初否定的で
レンズにマルチコートしてコストかけまくるよりも
鏡筒の内面反射対策に手間をかけたほうが
効果がある・・という認識だったようです。
まあ、普通に使うぶんにはわかりませんけどね。

ずいぶん昔からストックしていたのですが
経年変化です~っかり黄ばんでしまっているので
カラーで使うのを躊躇していたのでした(^^;)。


 オリンパスOM-2N ズイコー55mmF1.2 開放 AE アクロス100

 新在家にあります甲南漬けの資料館です。
創業者の方の住宅だったそうですが立派でびっくりです。
開放で大口径らしくほえほえになってくれました(^^)。


 オリンパスOM-2N ズイコー55mmF1.2 F8 AE アクロス100

 外見も非常に立派な建物です。
ただこういう昔からある建物をモノクロで撮影しますと
昔からあるだけにいつの時代かわからなくなりますね。


 オリンパスOM-2N ズイコー55mmF1.2 F8 AE アクロス100

 西神中央の春日台公園にあります日時計です。
モノはなんとポートピア81の川鉄地球館に展示されていた現物とか!
そして日時計から向こうに伸びるラインは子午線だそうです。
撮影時間はすなわち10時10分でありますです。


 オリンパスOM-2N ズイコー55mmF1.2 F8 AE アクロス100

 最近やたら神戸市では再開発のエンジンがかかっております。
工事中の看板に吹き出しを書いたりするのがトレンドのようですね。
私的にはセリフより楽しい絵など書いていただいたほうが
嬉しいですが(^^)。


 オリンパスOM-2N ズイコー55mmF1.2 開放 AE アクロス100

 F1.2の大口径がうれしくて元町駅の地下ホームで
阪神電車を撮影です。阪神の青胴と呼ばれる古いタイプの
普通電車です。私の心の中では阪神電車といえば
このカタチです。残念ながらもうすぐ代替されるらしく。
てカラーで撮影したかったですね(^^;)。


 オリンパスOM-2N ズイコー55mmF1.2 F5.6 AE アクロス100

 三宮のバス停の自動看板です。
けっこうころころ変わるので見ていて忙しいです。
こういう絵柄ですとおじさんとしては
じっくりと眺めていたいんですけどね(^^)。


 オリンパスOM-2N ズイコー55mmF1.2 F8 AE アクロス100

 三宮駅前ではけっこうメジャー?な地下街の入り口です。
いったいいつからと思ったら昭和8年の阪神の地下駅が
できた時からあるそうです。そ、そんなに古いとは!
これはもっと大事にして、外にも発信してやりたいですね。


 オリンパスOM-2N ズイコー55mmF1.2 F8 AE アクロス100

 再開発バリバリでJRの駅が丸見えになって
ちょっとお得な気分です。またでっかいビルが建ってしまうまでの
わずかな期間とは思いますがこれも貴重なショットになるかと。


 オリンパスOM-2N ズイコー55mmF1.2 F8 AE アクロス100

 西神中央公園にあります埴輪のレプリカです。
日本人にはおなじみなんですが、外国の方がみられたら
どう思われるか興味がありますね。
このとぼけた表情に癒される埴輪マニアのという方も
いらっしゃるようです。


 オリンパスOM-2N ズイコー55mmF1.2 F4 AE アクロス100

 西神中央にありますプレンティの吹き抜けです。
こちらも駅前広場から建物の中までリニューアル工事真っ最中です。
バブルのころの設計で、凝ったつくりと豪華さには目を見張るものがあります。
令和の今ではもはや作られることはないでしょうね。
大きいうえにけっこう映えますのでお近くに
お越しのさいはぜひご覧になってくださいませ。

 久しぶりのモノクロ撮影で、気をつかいました。
いつも撮影している空や海がモノクロではイマイチなので
使えな方ったのがコタエました(^^;)。

この55mmF1.2は基本的に経年変化で
まっ黄い黄いに変色しておりますので
カラーですとちとめんどいですが、今ならデジタルで
簡単に補正できますから昔レンズ遊びが好きな方には
遊びがいがある玉ですよ。






ローライフレックスSL35 クセノン50mmF1.8

2023-05-15 23:29:20 | マイ カメラ ローライ
 ローライフレックスSL35 クセノン50mmF1.8


 コロナ禍もようやく終息といったところでしょうか。
すっかりマスク慣れしていたので取るのに逆に違和感が。
マスクを外して素顔を晒すのが恥ずかしいという・・
「マスクのパンツ化」とはよく言ったものですね(^^)。

今回のお題は久しぶりのローライカメラ
ローライフレックスSL35です。
メカニカルシャッターのQBMマウント機で当時の
日本製マシンに比べますとまったく勝ち目のない
トホホなカメラです。

ちなみに1976年のカメラ毎日の広告で
ほぼ同スペックの OM-1+ズイコー50mmF1.8が69,500円
         SL35+プラナー50mmF1.4が88,000円です。
どちらもブラックの値段ですが昭和51年当時でこの差はつらいですね。
これがライカのM型みたく圧倒的なフィーリングの良さがあったりすると
別なのですが(^^;)。


 ローライフレックスSL35 クセノン50mmF1.8 1/125 F5.6 ベルビア50

 おとものレンズはシュナイダーのクセノン50mmF1.8です。
なんともクラシックな発色でまったくベルビア向きではありません。
同じローライ装備のシュナイダーレンズでも二眼レフのクセノターや
コンパクト沈胴のクセナーではツァイスに負けない描写でしたのに・・(TT)。


 ローライフレックスSL35 クセノン50mmF1.8 1/125 F5.6 ベルビア50

 ハイライトはすっ飛んでシャドーはダダ潰れです。
まあ、ベルビア50なんてキツイ発色のポジを
使う私が悪いんですが、もう少しがんばってコントラストを
出してくれてもバチはあたらないと思うのですが(^^;)。


 ローライフレックスSL35 クセノン50mmF1.8 1/125 F5.6 ベルビア50

 桜の時期のお日様の光線でこれだけ空を青くしていると
いうことはけっこうな順光のはずなんですがこの
もんにゃり感は黄砂ばかりではないようです。


 ローライフレックスSL35 クセノン50mmF1.8 1/125 開放 ベルビア50

 別の日に曇り空での撮影です。
実際はもっとピンクがかった花なのですが。
このレンズは赤系が出せないのかな?


 ローライフレックスSL35 クセノン50mmF1.8 1/125 F5.6 ベルビア50
 
 シュナイダーのレンズは「ボケ味?そんなものはレンズにはいらん!」
というものが多いのですがこの玉は特に強烈ですねえ。
まあ、昔レンズなのに開放でベルビア50で撮って
文句いうな!て感はなきにしもあらずですが。
いやはや(^^)。


 ローライフレックスSL35 クセノン50mmF1.8 1/125 F5.6 ベルビア50

 ボケ味がこれですのでアウトフォーカスを
画面構成に入れてはいかん!というわけです。
そんなん知りませんがな(^^;)。
そしてシュナイダーのレンズ特有の
青っポレンズですね。


 ローライフレックスSL35 クセノン50mmF1.8 1/125 F2 ベルビア50

 ちなみにSL35のフォーカシングスクリーンですが
明るくて見やすくてピントのキレも良く・・という
定番のホメ言葉がぜ~んぶあ・て・は・ま・ら・な・い!です(TT)。


 ローライフレックスSL35 クセノン50mmF1.8 1/1000 開放 ベルビア50

 春の新幹線とレンゲ畑を絡めて・・
というわけなんですけど。
新幹線を写し止めたくて開放ですので
周辺光量の落ちや流れも凄まじいです。
手前のレンゲがまるで画面ノイズみたいになりました。ひょええ。


 ローライフレックスSL35 クセノン50mmF1.8 1/30 開放 ベルビア50

 これまたシュナイダーらしさ爆発の青っぽですね。
これだけ青けりゃベルビアの赤発色も
形無しといったところですね。


 ローライフレックスSL35 クセノン50mmF1.8 1/60 開放 ベルビア50

 なかなかの残収差ぶりで少し前に流行った
ジオラマ風写真になりました。て
ぜんぜん嬉しくありませんが。

今回ばかりはいつものようなおすすめポイントが難しゅうございます。
あ、「シュナイダーのレンズ」と口にしてみてください。
ついでに「シュナイダー・クロイツナッハ」も。
「この写真、どんなレンズで撮ったの?」
「ああ、これ?シュナイダー。」
ね、なんか耳ざわりと~っても良くて
おしゃれじゃないですか(^^)?



 

EOS Kiss7 EF100mmF2

2023-04-13 11:59:47 | キヤノン交換レンズでワンダフル
 EOS Kiss7 EF100mmF2


 先日富士フイルムがポジフイルム受注停止とのアナウンスがありました。
なんでも原材料の手配ができないそうで。
それって企業としてどやねん!という感じですが。

まあ、絶対に大赤字に違いない銀塩フィルム事業を
継続してくださるだけでも神でございます。
気長に再生産のお知らせを待つのが
フィルムカメラユーザーというものでございましょう(^^)。

今回は貴重な貴重なベルビア50をKiss7に装填して
出撃です。露出をミスるのがイヤだから最新AEマシンにした・・
のではありませんよ(^^;)。


 EOS Kiss7 EF100mmF2 開放AE ベルビア50

 お供のレンズはEF100mmF2です。
小ぶりなKiss7にはぜんぜん似合わない風貌なのですが
100mmフェチの私としては外すわけにはまいりません。

EOSのEFレンズは設計コンセプトに小型軽量という四文字が
ないものが多いですがこの100mmF2もそのようです。
単三バッテリーパックのBP-200を装着してようやく
バランスが良くなります。

見かけはファットでメタボな玉ですがさすがは大口径F2といった
描写でうれしくなりますね(^^)。


 EOS Kiss7 EF100mmF2 開放AE ベルビア50

 今回の梅の撮影は初めての場所に行ってみました。
ふだん私はバイクで撮影に行くのですが
たまたま通りがかった公園に小さな梅林があり
そちらの梅花がみごとでした。

およそガイドブックなどに絶対に載らないような
場所ですが、高台にあり地元の方がたくさん
訪れていました。ただ単に道に迷って想定外の
ところに行ってしまったというのは内緒です(^^;)。


 EOS Kiss7 EF100mmF2 開放AE ベルビア50

 私ががんばってがんばってベルビアを使い続けるのは
このベルビアのイメージカラー爆発の発色のせいです。

イメージカラーなので発色はうそくそ・・あわわ、好感の持てる色を
強調してくれる魔法のフィルムなわけです。

梅のバックの空もいくら白昼順光とはいえこんなに
真っ青けっけなわきゃないんですが、キレイな色でしょ(^^)?


 EOS Kiss7 EF100mmF2 F5.6AE ベルビア50

 最近寒さも緩んで海岸でぼ~とするのが
気持ちよくなりました。幸い海が近くにありますので
頻繁にぼ~としております(^^)。

真夏と違ってなにより海の雰囲気が
静かで写真を取り放題なのが素敵でございます。


 EOS Kiss7 EF100mmF2 F5.6AE ベルビア50

 海浜リゾートに鋭意モデルチェンジ中の須磨水族園です。
我が子も大ファンだったのになくなるのは残念でなりません。
親からしても「のびのびパスポート」で
なんと子供は無料ですからね(^^)ゞ。


 EOS Kiss7 EF100mmF2 F5.6AE ベルビア50

 カウントダウンの数字が哀愁を誘う正門前です。
いつも通り右に傾いておりますが(^^;)。

バッテリーパックのBP-200には縦位置レリーズボタンも
装備されておりまして劇的にアップするフォールディングと
あいまって非常に重宝でございます。


 EOS Kiss7 EF100mmF2 開放AE ベルビア50

 水族園の帰りに須磨の天神さんによってみました。
残念ながらもう梅も終わりでしたが相変わらずの人気でした。
天神さまてどこにでもある感ありますよね。

私は近所の板宿にあります飛松の天神さまも雰囲気が良くて
好きです。


 EOS Kiss7 EF100mmF2 F5.6AE ベルビア50

 梅が終われば桜でございます。
今年は開花時期が早くてうまく時間があって
撮影することができました。

このレンズの最短撮影距離は90cmです。
花を撮影するにはちと遠いのですが
背景をボカすのは超カンタンでございます。


 EOS Kiss7 EF100mmF2 F5.6AE ベルビア50

 桜の木は一年のうちにほぼ一週間だけ
存在を主張するけなげな木ですよね。
まさしく一点突破。熱しやすく冷めやすい
日本人にはぴったりです。

公園の滑り台山に描かれたシーサー様が
良い雰囲気です。
 

 EOS Kiss7 EF100mmF2 F5.6AE ベルビア50

 ここ最近河原にずらりの桜よりも
公園でひっそり一本咲きの木がマイブームです。
公園の木てある日いきなりなくなったりするときも
ありますからね。

昔私が遊んでいた公園のヒマラヤ杉も
大きくなりすぎてあっさりちょん切られてしまいました。
思い出の木は写真で残しましょう。
思い出はおもいで~(^^)。

 今回のおともの100mmF2は市井では
あんまり人気がないようですがボケ味といい
切れ込みといい非常に好感の持てる描写をするレンズです。
結構リーズナブルで出ていますのでおすすめですよ。

チノンCM-5 オートチノン50mmF1.4

2023-03-09 22:51:24 | マイ カメラ チノン
 チノンCM-5 オートチノン50mmF1.4


 ようやくコロナも下火になってまいりました。
自分は接客業なのでマスクをしないお客さんが増えるのには
不安になります。なにしろここ三年くらいコロナにはかかっても
インフルエンザはもちろん風邪にはなりませんでしたから(^^;)。

まあ、不安がっても見返りはないので楽しく撮影と参りましょう。
今回はドマイナー・・あわわ、一部マニアの方に密かなブームの「チノン」
でございます。私の数少ない経験からも「こ、こんなに写ってええか!ええのんか!」
と言う印象のメーカーなんですよね(^^)。


 チノンCM-5 オートチノン50mmF1.4 1/125 F5.6 プロビア100F

 先日の強力寒波のおりに近所の公園にも雪が積もりました。
これくらいの積雪はちょいちょい経験しているのですが
雪質がふわふわのパウダースノーだったのは初めての経験でした。
喜んで子供と遊びに出て一発で霜焼けになってしまいました(^^;)。

コントラストのきつい光線ですが雪の質感を
良く描写してくれております。


 チノンCM-5 オートチノン50mmF1.4 1/125 F5.6 プロビア100F

 1986年のカメラショーカタログによりますと
ボディ単体で31,800円、50mmF1.4付きで60,300円です。
ちなみに似たような雰囲気のヤシカFX-3スーパーがボディ単体で32,000円でした。

ボディはパコパコでプラスチック感バツグンですが
後世の廉価版マシンと違いガラスのプリズムが実装されています。
F1.4の大口径レンズと相まってびっくりするほどファインダーが
美しいです。

夙川の曲がりに曲がってひねくれた松の木です。
松は曲がって生えるのが当たり前ですが、ちとすごくないですか?


 チノンCM-5 オートチノン50mmF1.4 1/125 F5.6 プロビア100F

 川のわきにありますなんとも楽しそうなシーソー遊具です。
銘板を見ますと、「弓型シーソー コシ84」というそうです。
なんとグッドデザイン大賞も受賞しているとか。
メーカーは東京杉並の日都産業さん。
老朽化のために撤去されるそうです。
こんなに楽しそうでグッドデザインな遊具が廃止とは
寂しい限りですね。残念。
 

 チノンCM-5 オートチノン50mmF1.4 1/60 開放 プロビア100F

 機械式シャッターのマニュアル露出機で露出計は
ファインダーの接眼部の外に縦3点で表示される珍しいタイプです。
シャッターは「ベチョ」と濡れたテッシュペーパーを
落としたようなセクシーな音を発します。

フィーリング自体はマアマアといったところです。
ただ、フィルムの巻き上げ感はこの手の廉価版機としては
かなり秀逸です。巻き上げレバーが大きいのも
高ポイントです。


 チノンCM-5 オートチノン50mmF1.4 1/4 F16 プロビア100F

 潜水艦まで被写体深度が欲しくてF16まで絞ってみました。
手前の足元を照らすランプが市章山になってるあたり神戸市の
こだわりがうかがえます。

被写体としてはよかよかですが、こんなところに
お金をかけるなら子育て支援に回してほしいですな。
ずいぶんと神戸から明石に子育て世帯が流出しているそうですが。


 チノンCM-5 オートチノン50mmF1.4 1/4 F5.6 プロビア100F

 夕暮れの中お客さんを待つコンチェルトです。
左上に少しくゴーストが出てますが
まあ、許容範囲でしょう。

コーティングはアンバー系ですがこってりと
塗ってあってコーティングフェチの私としましては
なかなか眺めていて嬉しいレンズであります(^^)。


 チノンCM-5 オートチノン50mmF1.4 1/125 F5.6 プロビア100F

 大人気の阪急8000系メモリアルトレインです。
30年以上たっておるわけですが、私はおっさんなので6300系以降の
阪急電車はすべて新型に見えてしまいます(^^)ゞ。

今の小豆ぽいマルーンよりも昔のチョコレートぽい色の
ほうが子供心においしそうで好きでしたね。


 チノンCM-5 オートチノン50mmF1.4 1/125 F5.6 プロビア100F

 チョコレートといえば阪急岡本はスイーツの有名店が
軒を連ねております。今では珍しい喫茶店(カフェじゃないですよ)も
あったりしてみなさん糖尿病にならんか心配なほどです。

スイーツだけでなく岡本は梅の花が有名でして、自販機も
梅で化粧されております。
お金の投入口が梅花でデザインされてるあたり
デザイナーさんの手練れ感がただよいます。


 チノンCM-5 オートチノン50mmF1.4 1/250 F8 プロビア100F

 あんまり逃げないので明石公園のサギさんには
いつもお世話になっております。
ほとんど一日中ぼ~と立ってるだけにしか見えませんが
いったい何を食べてるんでしょうね?


 チノンCM-5 オートチノン50mmF1.4 1/1000 F2 プロビア100F

 明石公園にも早咲きの梅が咲き始めておりました。
お花見としては桜よりも人気がないのですが(寒いですしね)
そのぶんゆっくり撮影できるのがありがたいところです。

今回久しぶりにチノンカメラで撮影しましたが
期待に違わぬ描写力で嬉しい限りでした。
ボディまでチノンを求めると大変ですが
チノンレンズはKマウントですから
オールドレンズ遊びの方もぜひ探してみてください。
良く写るレンズで楽しいですよ(^^)。

 
 

コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7

2023-02-08 22:29:39 | マイ カメラ ヤシカ
 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7


 最近昔の中級一眼レフの人気がダダ下がりのようです。
デジカメの中級機と雰囲気がかぶるのに加えて
伝説・神話・レジェンドが乏しいというのもあるようで。
コレクションにもなりにくいのでしょう。

今回はマイナーですがコンタックスRXⅡを選択しました。
中級機といいましても2002年の発売時でも132,000円も
しておりましたが(^^;)。
ちなみに初代のRXは160,000円ナリ!
さすがはコンタックスでございます。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F8 AE プロビア100F

 有名な建築家である村野藤吾さんの設計された宝塚市役所です。
村野さんはかっちょ良い建築物をたくさん手がけられておりますが
実用的な建物が多いので解体されたりするものも多いようです。
今のうちに撮影しておかねばですね。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 長年神戸港の常連さんだったぱしふぃっくびいなすも
今年一月でクルーズ就航終了となりました。
おふねファンとしましては寂しいかぎりです。

ところが幸いなことに神戸港を出港するぱしふぃっくびいなすの
お見送りクルーズに当選することができました!
出港するぱしふぃっくびいなすを船上からお見送りできるという
素晴らしい状態なのです(^^)。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 ぱしふぃっくびいなすに先行しまして出発しました
クルーズ船ボーボー号よりかっちょ良い赤いクレーンのふねを
撮影です。ツァイスレンズの赤は素晴らしいですね(^^)。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F2 AE プロビア100F

 ボーボーは全速力?で先行して
神戸港バックに出港するぱしふぃっくびいなすの様子を撮影させてくれました。
外洋クルーズ船てけっこう速いですからね。
航行中の写真て撮影機会が少なかったりします。
どこから見ましてもかっこいいですね。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F2 AE プロビア100F

 いよいよお別れの時がやってまいりました。
船上のスタッフの方も「さようなら~!!」と手をふってくれております。
おふねの出港というのはドラマチックなものですが
神戸港最後となりますと・・涙がとまりませんね(TT)。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 すっかり日も落ちたモザイクをAEで撮影です。
ふだんはここまで真っ暗になるまで待たないのですが
ぱしふぃっくびいなすをお見送りしていたので仕方ありません。
相変わらずのスカしまくった夜景でございますね(^^)。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 またまたスカしまくった夜景の日本丸です。
いつもは撮影しない真っ暗バックの夜景で
いささか辟易であります。それでもプラナーの
コントラスト表現力が出ているでしょうか(^^;)?


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 昔は単色だったライトアップもすっかりいろいろな
カラーが楽しめるようになりました。
夜景撮影には圧倒的にデジカメのほうが楽なのですが
色の深みということではやはりポジフィルムが嬉しいですね。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 厄除けで有名な多井畑厄神さんの御神輿でございます。
テカテカキラキラで誠にありがたいですね。
プラナーらしいグラデーションがおしげもなく
発揮されております。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

廃園になりました多井畑幼稚園のタイル壁画です。
子供たちの楽しい笑い声がもう聞けないというのは
寂しいものですね。

ソニーやコシナがツァイスレンズを大安売り・・
あわわ、当たり前のように市場に提供してくれたおかげで
手軽?にツァイスブランドのレンズを楽しめるように
なりました。それでもヤシコンのツァイスには
やっぱり「当時の空気感」があるような気がするのです。
もし可能であればフィルムとヤシコンボディで撮影されることを
おすすめいたします(^^)。