チラシを作りに、キャッチコピーは重要です。
今回は、キャッチコピーの作り方を紹介します。
私が考えた訳ではありません。キャッチコピーの作り方の本には書いてある内容ですので、ご興味のある方はアマゾンなどで探してみてみださい。
前回のプログで、チラシ作りの最重要ポイントは、ターゲットの明確化であることを紹介しました。ターゲットの要望(ニーズ)を仮定し、さらに、その影に隠れている問題点を仮定することが重要ポイントです。
詳細をまとめたのが下図です。
ここまで考えをまとめてから、キャッチコピーを考えます。
まず、たくさん考えた問題点のうち、1つだけを選択します。問題点に対応している要望(ニーズ)も1つだけ選択します。この選択した問題点とニーズを使って、キャッチコピーを作ります。起業したばかりで集客の勉強をしたことのない人は、あれもこれもと幾つもの問題点やニーズに対応したいと思うでしょう。その気持ちは良く分かりますが、1つに絞りましょう。
キャッチコピーを作るポイントは、
文章を作る目線です。決して自分の言いたいこと、伝えたいことを書いてはいけません。相手が言う言葉にしなければなりません。どうしても自分が言う言葉にしたい場合は、相手に問いかけるような文章、または、誘うような文章にする必要があります。
私の本業は、
従業員が5名以下の自営業さん向けのパソコンソフト(請求書など)の開発です。
●ターゲットのニーズとしては、「手書き請求書のパソコン化」
●ターゲットの問題点は、「手書きの請求書じゃカッコ悪い」
キャッチコピーは、
「いつまでも手書きの請求書じゃカッコ悪い、そろそろパソコンを使いたい!」
にしました。
このキャッチコピーは、私ではなく、チラシを見た自営業者さんが言っている言葉です。このように書くことによって、見た人が「コレッて自分のことだ!」と思ってもらうことを狙っています。
集客の本には、ターゲットことを調査しろと書いてますが、私のような個人事業主には、そんな調査ができる訳がありません。特定のお客さんを念頭において、すべて想定、仮定でチラシを作ることになりますよね!私のような思い込みの激しい人の仮定なんて当る確率は小さい、そもそもターゲットがいないかも知れない、そもそも必要とされていない商品なのかも知れない、ということも頭の片隅においておく必要があります。資金が枯渇する前に集客しなきゃ、ですよね!
昨日、今日と紹介した内容を念頭において、身の回りのチラシを見てみてください。「こんなチラシじゃ集客できる訳ない」、「何のためのチラシが分からない」、「誰に向けたチラシが分からない」というチラシがいっぱいあることが分かりますよ!!!