僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

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おはようございます。アウェイで2度も敗れた相手をホームに迎えての決戦。1点ビハインドで始まった試合でしたが、旭が早々にゴラッソを決めてくれて落ち着けました。キング僚太も帰還しましたし、後は、ボコボコにするだけの試合にすることができました。平日、夜の等々力で一緒に戦い、サウジ行きのキップを勝ち取ることができました。これで終わりじゃないけど、この壁を突破することができ、安堵してます。

 

3/12(水)19:00 ACLElite Round16 2nd Leg 川崎 4 - 0 上海申花 等々力陸上競技場

得点:24’佐々木(川崎)、65’エリソン(川崎)、68’伊藤(川崎)、90+1’マルシーニョ(川崎)

 


 

川崎フロンターレ 4-2-3-1

――――――― 9エリソン―――――――
―23マルシーニョ――14脇坂―――37伊藤―
―――――10大島―19河原―――――
―13三浦―35丸山―2高井―5佐々木―
―――――――98山口―――――――
72分 10大島OUT → 77山本ĪN
77分 9エリソンOUT → 20山田ĪN
77分 37伊藤OUT → 41家長ĪN
84分 19河原OUT → 8橘田IN
84分 14脇坂OUT → 30瀬川IN
 

上海申花 4-3-2-1

――――――――73ミネイロ――――――――
――――10テイシェイラ―― 7ハオヤン――――――
―15シー――――――――――――43ハオユー―
――――――――23クア―――――――――
―27Cシンイチ―32Aフランシス― 4シェンロン―13マナファ―
――――――――30ヤーション ―――――――
64分 43ヤン ハオユーOUT → 17ガオ ティエンイーIN
64分 7シュー ハオヤンOUT → 34リウ チェンユーIN
81分 23リー クアOUT → 33ワン ハイジャンIN
81分 13WマナファOUT → 2ワン シーロンIN
86分 15ウー シーOUT → 20ユー ハンチャオIN
 

ACLE、リーグステージは、山東の棄権によって勝ち点が減らされたにもかかわらず、2位で突破することができ、2戦目をホームで戦うことができました。

 

これは、1戦目、アウェイの上海で1点差で試合を落としてしまった後でも、取り返すことができる大きなチャンスがあったので、非常に幸運なめぐり合わせだったと思います。

 

もちろん、突破が決まっていた8戦目、コンディションを踏まえて、メンバーを入れ替えた中でもしっかり勝ち切ったことなどが、後々効いてきたように思います。まじめに取り組んできたことにサッカーの神様が微笑んでくれたのだと思ったりもします。

 

とはいえ、第1戦目、どちらに転ぶかわからないような展開の中で、1点差で落としてしまったので、始まる時点では、ビハインドの勝つしかない状態でした。

 

そして、京都戦とアウェイ上海申花戦の2戦では得点すらとることもできていなかったので、正直、このペースのまま、試合に入って、守り切られれば、0-0でも敗退なんてことが頭をよぎり、不安でしかなったです。

 

この試合、もう負けたらどころか分けても終わりの状況であり、ここでの敗退が決定してしまえば、今季の後半からのACLEの出場権も持っていない以上、次にアジアのタイトルを取る日は、かなり遠ざかってしまいます。

 

鬼さんがつないでくれた大会なので、シゲさんと共に全員でつかみたい、今季最重要目標のタイトルに違いないです。


早くもそれが失われるかもしれないピンチに追い詰められて緊張感は非常に高く、張り詰めた思いで試合に臨みました。

 

当日の等々力は雨。それも結構な豪雨でした。当然、ピッチはスリッピーになるし、いくら慣れたホームといえども、それがどういう結果になるかは読めませんでした。

 

ただ、スタメン発表時、多分、フロサポの皆が歓喜したのが、大島僚太がここにきて今季初スタメンとなったこと。

 

僚太が怪我無く、コンスタントに試合に出てくれさえすれば、川崎はもう一ランク上のチームになることは皆が知っています。問題なのは、コンディションがどの程度整っているかだけだと思っていました。

 

あとは、前日会見にも出ていたので、予想はしていましたが、右SBで、旭がスタメンでした。

 

また、個人的には、1-0になった際のPK戦まで考えたときに、やっぱりソンさんの方がこれまでの実績から信頼感があったので、ルイが先発であったことも少なくない驚きでした。そして後に、これが全くの杞憂であることに気づかされました。

 

試合は、川崎が前半から終始押し込む展開でした。これは、2戦合計では上海申花がリードしている側なので、様子見の状態から持たせてくれていたところもあったと思います。

 

しかし、現実は、最初の入りは、持たせる意図であったとしても、現実に川崎がボールが持てば、そのままボールを握る展開に移行していったのだと思います。

 

そして、川崎は、前半の早い時間帯から決定機を生み出していきます。まず、12分、達哉が泰斗とのワンツーでポケットを取ると最後にファーサイドに走り込んだマルちゃんへゴール前を横切るクロスが入ります。決まったと思った流れでしたが、これはマルちゃんの足に上手くミートせず、吹かしてしまい、枠を外します。

さらには、18分、創から中に入ってきた達哉にボールが渡ると、達哉が泰斗に渡して、泰斗は、エリア外から思い切ってシュートを放ちます。ただ、これは、惜しくもゴール左に外れます。多分、GKは横っ飛びした際に、手の先に触っていたようにも見えましたが、CKになりませんでした。

川崎が、上海申花ゴール前に押し込む展開が続くのですが、ここまでなかなかゴールをこじ開けることができずにいます。ここまで押し込んでいて、それでいて時間の経過だけが進んで行くと、心理的にも焦りが出てくるので、できるだけ早いうちに、1点取り、追いついておきたいという気持ちが強かったです。

その願いが叶ったのは、24分。右サイドで、達哉が創に預けると裏に抜けた旭にパス。これが通り、旭は、ボックス内への侵入を試みます。DFに立ちふさがれますが、シザースで切り返し、前が開いたところを思い切って、左足でシュート。これが見事にゴールの右下に決まります。

決まらなければ、焦れ始めてくる時間帯の中で、この時間帯に2戦合計スコアで追いつけたことはとてつもなく、大きなことでした。

さらに、畳みかけるように、34分、泰斗がCKを蹴ると、エリソンが頭で合わせますが、ボールは、ゴール前にこぼれ、そのボールを左から侵入してきたマルちゃんが押し込もうとしますが、GKと交錯して再びこぼれ、そこを詰めてきた幸大が押し込みます。ゴールかと思われましたが、その前にファールがあったとのことで笛。ゴールならず。

その後も基本的に川崎ペースの中で時間が経過し、前半を1-0、2戦合計1-1で同点のまま、折り返します。

 

 

後半に入ってからは、上海申花も同点とされたことで、点を取るために、前半より、ボールを持たれる時間帯が続きます。

 

結果、いくつかは危ないシーンも迎えました。63分には、右サイドをテイシェイラに突破され、マイナスのクロスを入れられますが、幸大がサウロ・ミネイロに並走しシュートを防ぎ枠外に撃たせます。

やはり、1戦目もやられましたが、テイシェイラに自由にされると、がぜん抑えることが難しくなります。

 

しかし、この後半10数分の苦しい時間帯を抜けると、川崎の時間がやってきます。

65分に、右サイドでゴールを運んだ旭が右足でアーリークロス。そこに1人抜け出したエリソンがしっかり右足で合わせてゴールを決めます。これで、2点目。トータルでも1点リード。

 

その勝ち越しゴールの瞬間、GKのルイも歓喜の大ジャンピングガッツポーズで喜び爆発させていました。

リードした後も川崎は、引き続き、ボールを握る展開が続きます。

 

そして、68分、僚太が中にボールを入れると、泰斗はスルー。その先に走り込んできたマルちゃんがボールを拾うと、ポケットからマイナスのクロスが入り、そこに入ってきた達哉が合わせて、3点目。この僚太起点の崩しから2点のリードを奪うことに成功します。

 

なお、この達哉のゴール、なぜかVARが入り長い時間、非常に待たされます。達哉は達哉で、柏戦のゴールがVARで取り消されたこともあり、その間、祈るような気持ちであったようですが、幸い、ゴールが認められます。これで合計2点差。

 

その後、ここまで試合を支配していた僚太を下げ、悠樹が入ります。

 

それでもムードは川崎のままで、押せ押せの展開が続きます。74分には、右サイドから旭のクロスをファーで待ち構えていた泰斗が合わせます。これがポストを叩きますが、ここも惜しかった。

川崎は、エリソン、達哉に代えて、シン、アキを入れ、前線の圧力を下げずにボールを収めることを考えた配置にしたのだと思いました。

終盤になると、このままでは敗退が決まってしまう上海申花はなりふり構わず、前がかりになってきます。
 

上海申花は、79分には、テイシェイラが左に展開すると、チャン・シンイチが左からアーリークロス。これを見事にサウロ・ミネイロに合わされますが、ルイがとっさに股を閉じて防ぐ、ビッグセーブを見せます。

さらには、80分にもゴール前でサウロ・ミネイロに粘られて、結果タイミングを外されて、シュートまで撃たれますが、そこをルイが横っ飛びでダイブングキャッチし、ここもルイがビッグセーブ。

もうこの辺りからルイは完全にGKとして一皮むけた感がありました。ルイを起用したシゲさんの選択が確かだったことを証明してくれました。

代わって入ったアキですが、リードした展開では、これほど頼りになる存在もないと感じさせるプレーを見せてくれます。

84分、旭のヒールに抜け出したアキが左足で撃つと見せかけ、切り返し、右足でシュート。しかし、これは相手GKがビッグセーブ。枠外に弾かれます。決めきってくれれば最高でしたが、魅せてくれます。

 

最後の仕上げは、90+1分。右サイドで途中で入った健人が、体を入れてボールを奪いに行ったところ、こぼれたボールをシンがワンタッチでセガちゃんにつなぎ、セガちゃんが中のマルちゃんへ。マルちゃんは、すぐに撃たず、一旦、ターンで切り返して、シュート。これが決まりダメ押しとなる4点目。サウジ行きを決定づける得点となりました。

 

そしてこのまま、4-0で試合終了。2-0以上の勝利で勝ち抜けが決まった試合だったので、望外の結果です。ここまでビハインドの状況から上手く試合が運べるとは思ってもいませんでした、

 

そこは、1週間空いたことでシゲさんが、しっかりと対策してくれた結果なのだと思いましたし、休養がとれれば、やはり川崎の選手らは、確かな実力があるのだと再認識させられました。

 

中でも中盤のキング大島は、試合から離れていても試合勘が足りないとかいうことは一切なく、圧巻のプレーを見せてくれたと思います。

 

また、GKルイも多分、これまでの出場の中で最大のパフォーマンスを見せてくれたと思います。

 

そして、個人的に一番の活躍をしたと思っているのは、旭。まずは、先制点で、合計得点で同点に追いつき、チームを落ち着かせることができましたし、決勝点となるエリソンのゴールもアシストしてくれました。

 

これだけで、この勝利は旭あっての勝利と言っても過言ではないと思っています。今季、購入したユニに旭の背番号を背負う身としては、この活躍ほど、嬉しいものはありません。

 

これで、4月下旬からのサウジ行きが決まるベスト8入りが決定しました。あと3つ勝てば、ACLEのタイトルが獲れます。もちろん、それが一番難しいのですが、手の届くところまで進むことができました。

 

もっとも、そのために、リーグ戦は、その振替によって過密日程となります。しっかり、勝ちながら修正してリーグ戦は盤石なものにして、サウジで余裕を持って戦えるようにしておいてもらいたいと思います。

 

もちろん、そこにフロサポも青援を乗せ、後押しをして行かなければならないと思います。

 

まずは、次、リーグ岡山戦。しっかり勝って、ACLEに集中できる状況を作っておきましょう。その意味で、ベスト8入りが決まって安堵し、緊張の糸が切れかねない岡山戦は大事な一戦です。まずは、しっかり勝って、戻ってきてもらいたいと思っています。

 

試合に勝って、試合の勢いを全部出し続けることができれれば、気が早いですが、リーグ制覇も近づいてくると思っています。

 

まずは、アウェイ岡山戦、しっかり勝ちましょう。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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