今月23日で中越地震発生から10年を迎えます。

なにかと暗いニュースばかりを目にしますが、そんな中で勇気をもらえる記事を目にしたので紹介します。

みなさんは中越地震のとき、崩壊した土砂に車ごと生き埋めになりながら、奇跡的に助け出された2歳の男の子のことを覚えていらっしゃいますか?

救助隊員に抱きかかえられた小さな男の子、皆川優太くん。
確か救助の様子が生放送で報道されて、助かった瞬間に涙が出るほど感動した記憶があります。

残念ながらそのとき車内で一緒にいたお母さんとお姉さんは亡くなってしまいましたが、
おじいちゃん、おばあちゃんのもとで元気に成長され、中学一年生となった今、柔道をがんばってるんだそうです。

優太くんの将来の夢は「自衛隊や消防など人の命を助ける仕事がしたい。自分が助けてもらったから、自分も人を守りたい」。

あの時も君から勇気をもらったけれど、あれから10年経って再び勇気をもらった気がします。

ありがとう、優太くん。
そしてこれからも夢に向かって頑張ってね。
かつてないほどの大型のパワータイフーンが近づいています。

人工衛星からみた台風19号の目は、恐ろしいほどくっきりと大きく
それだけで今回の台風の威力が尋常でないことを物語っているようです。

広島は現在くもり空ですが、今夜から雨が降りはじめ
明日、あさってにかけて暴風雨が懸念されています。

台風の動きに注意しながら、防災グッズの点検、避難場所・通路の確認を
今のうちにしっかり行っておきましょう。

特に8月の土砂災害で被災された地域の皆さん、
ご心労が重なってお辛いことと思います。
どうかお気をつけて。
広島市は土砂災害による避難勧告を年内に全て解除すると発されました。
7日、安佐南区で避難勧告が新たに解除され、
残る420世帯1029人に対しては継続されます。
年内にはすべての避難勧告が解除される見通しになりましたが、
果たして避難解除が解除されたとしてもそこで暮らす人々の安全が保障されたのかというとそれはまた別問題。
ボランティアも土日に限定されるなど縮小が発表されたばかりですが、
行政と被災地で暮らす人々との間にギャップが生じているのではないかと
危惧してやみません。