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BosicaのスピードスターVol.44 クリアーコートの磨き

最近、ファントムやフェアレディなど中途半端に手を出しては止め…の繰り返しですが、本日はポルシェ356スピードスターのクリアーコートの磨き作業のご報告です。使用したマテリアルはトレカットのP3000とラプロス8000番、そして3Mのコンパウンド2種類。
トレカットは塗膜のゆず肌やうねりを平らに削って面出しするためのサンドペーパー的な役割で、裏側が粘着シートになっており、任意の形に切ったプラ板やスポンジなどの当てモノに貼り付けて使います。
同じ3000番手でもサンドペーパーに比べて目詰まりしにくく、研ぎ傷も浅いという理由で愛用しています。ここからコンパウンド磨きに直行することもありますが、間にラプロスの#8000を挟むことで、結果的に時短で仕上げられます。
ラプロスの欠点としては「水研ぎでも目詰まりしやすい」「裏面が布なので両面テープで止めにくい」「寿命が短い」などが挙げられますが、なんといっても「単品で売ってないので#6000が余ってしまう」ことでしょうか。
コンパウンドは当初、3Mのエフ2を綿棒につけて磨いていたところ、あっという間にクリアー層が限界に到達! 研磨粒子が荒く、思いのほかサクサクと削れ過ぎてしまったようです。
特に左右のドアは下地のシルバーが部分的に顔を出すまでになったので、追加でクリアーを吹き足し、乾燥を待ってから慎重に磨き直しました。
そんな理由もあって、今後はエフ2よりも目の細かいハード1で磨いていきます。磨きの道具は綿棒中心ですが、広い面積にはスポンジブロックに貼った不織布を試しましたが、なかなか具合がいいです。
最後にボンネットやドアを取り付け、ルーペで表面を観察。消しきれていない傷やエッジの盛り上がり部分にもう一度トレカットを当て、ラプロス⇄コンパウンドを何度か繰り返して完了としました。

Comments & Trackbacks

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  1. 匿名希望です

    ラプロス8000番ですがこちらで単品で売っていますよ。
    http://www.matsutanipaint.co.jp/?cn=100014&shc=10000811

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