許されざる者(1992)

クリント・イーストウッドの許されざる者(1992)はシェーン(1953)のその後のようにも思える。

怪我の手当てもせず去って行ったガンファイターは行き倒れになる。偶然そこを通りかかった若く美しい娘に助けられる。二度と拳銃を使わないと誓った男はやがてその娘と結婚し二人の子供に恵まれるが、幼い子供を残し妻は先立ってしまう・・・。

ちなみに、ウィリアム・マニー(クリント・イーストウッド)の息子ウィリアム・マニーJr役の男の子の名はシェーン・メイア(Shane Meier)・・・シェーンの名を持つ少年。・・・オーディションにて、「シェーン・メイアです。よろしくお願いします」 イーストウッド「君が俺の息子だ。よろしくシェーン」 なんてやり取りがあったかもしれない・・・と妄想するのであった。

ジーン・ハックマン、リチャード・ハリス夢の競演。

クリント・イーストウッドも含め3人とも1930年生まれ。

 

 

 

シェーン(1953)、真昼の決闘(1952)の主人公が、殺しが静かにやって来る(1968)の主人公と同じ運命を辿ったとしたら・・・。

 

ペイルライダー(1985)は、シェーン(1953)のifの世界。 

もし、ライカーの手下が待ち構えていて一斉射撃されていたとしたら・・・。

亡霊となったガンファイターが街へ戻り復讐を遂げ去って行く。

 

荒野のストレンジャー(1972)は、真昼の決闘(1952)のifの世界。

もし、孤立無援の保安官がならず者に嬲り殺しにされていたとしたら・・・。

亡霊となった保安官が街へ戻り復讐を遂げ去って行く。


・・・クリント・イーストウッド恐るべし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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