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OSK日本歌劇団100周年記念コンサート [観劇感想(OSK)]

OSK日本歌劇団100周年記念コンサート
2022年9月11日(日)16時 初日 中之島 大阪市中央公会堂 1階す列

2022年はOSK創立100周年ということで、行事の締めくくりのコンサートが開催されました。中之島の中央公会堂は美しい建物で、舞台は狭く音響は今一つながら、内装は美しく古典的で、和洋折衷なOSKにピッタリ。関西フィルと人間国宝と一緒に、OSKの名曲を堪能しました。久しぶりに全員参加ですね。
もっと新しい曲も入れてほしい!といつも思っていたので、今日は比較的新しい曲が多くて嬉しい。

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OSK日本歌劇団 創立100周年記念コンサート

OSK(松竹歌劇団)の最初のステージがこの中之島中央公会堂だとか。大変美しい明治の名建築ですね、和洋折衷の極み。だから和洋折衷の歌劇団にはぴったり。

幕開きは、いきなり和装で和楽器生演奏、人間国宝・杵屋東成氏の唄で始まる。三味線もまた重要無形文化保持の杵屋勝禄氏をはじめとする和楽器楽団(?)。あとで調べると、杵屋のお二人は双子とありました(あまり似てない?)
とにかく、唄上手いな~って思ってました。いい声で、素晴らしく良く響く。歌い上げるわけではないのに、良く響く。これが人間国宝の唄なのね。
その唄に載って踊る楊さん、舞美さん、千咲さん。黒紋付の袴姿。15分くらいありました。

つなぎにMCで華月さんが電報披露。支援委員会の新しい委員長のサントリー社長・鳥井氏、大阪府知事、大阪市長、そして松竹社長。皆様文章が長い。これは配ってくれてもいいくらいの長文で電報ではなくお手紙。結構な文章で、さすがです。

そして洋楽で踊るOSKの魅力発揮な場面が続きます。ここからの伴奏は関西フィル。舞台の半分を楽団が占めている。もともと広くない舞台なので、劇団員の半分(下級生)は舞台に載らない・・部隊下2列に並んでた。楊さん、桐生さんがキラキラつき、その他はシンプルな黒燕尾、娘役さんは白ドレス。舞美さん千咲さんがちょっと豪華、朝香さんがデザイン違い。学校生は制服。

覚えているのは、ダンスは3組のデュエットダンスがあったくらいで、あとは歌のみ。踊ったのは、翼さん、登堂さん、椿さん、白藤さん、城月さん、実花さん。歌ってもいた。あとは個別場面に出ていたのは、朝香さんと桐生さんくらいかな。ソロで歌ったのは、楊さん、桐生さん、翼さんくらい。翼さんは全員で歌う中で別旋律とう歌の上手い人が担当するパートだった。やっぱり上手い。

関西フィルのソロも2曲ありました。シベリウスを選択。ウクライナ避難民の方も多数招待されていたようで、開演前からスラブ美人が多いなあって思っていたので納得。本当は「フィンランディア」を演奏したかったのかな?と思った(長いから無理だったか)。

あとはOSKの名曲を順番に、という感じです。2000年代以降の曲は分かりますね。
あと第2の劇団歌と最近よく聞く曲「虹色の彼方へ」では、人間国宝のお二人も一緒に楊さんの両側で(掌のカンペ見ながら)歌ってらっしゃいました。やっぱりいい声!って思った。ものすごく珍しいものを見た気がした。

桜咲く国の後、アンコール1曲で終了。1時間半でした。

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プログラム配ってくれた。

その後、下に降りてB1のレストランでワインで祝杯を挙げつつ食事、中之島公会堂は美しいわ。そして安くて美味しかった。
外に出ると、月が綺麗で、ライトアップした公会堂と合わせて、大変夕涼みをしばし。結構な夏の終わりの一日でした(中秋の名月の翌日だから秋かもしれないけど、すっごく暑かったから)。


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