今日は第95回アカデミー賞の授賞式。

昨日の記事で受賞予想を書いたので、今日はその答え合わせでブログを臨時更新します。

(ネタバレはありません)



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今年の主要部門の予想と受賞結果は以下の通り。

部門予想結果
作品賞エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
監督賞スティーヴン・スピルバーグ
「フェイブルマンズ」
ダニエル・クワン
ダニエル・シャイナート

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
主演
男優賞
オースティン・バトラー
「エルヴィス」
ブレンダン・フレイザー
「ザ・ホエール」
主演
女優賞
ミシェル・ヨー
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
助演
男優賞
キー・ホイ・クァン
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
助演
女優賞
ジェイミー・リー・カーティス
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
(詳しくはWikipediaをどうぞ)


今年は…

順当な結果でした。

「じゃあ全部当てれや」という突っ込みが聞こえてきそうなので、ここからは言い訳タイム。



まず、監督賞について。

今年のアカデミー賞が「エブリシング~」一色になることはわかっていた。

だから監督賞もノーシンキングでダニエルズにしてもよかったのよ。

でもそれは私のスピルバーグ愛が許さなかった。


「エブリシング~」以前のダニエルズは、ダニエル・ラドクリフ主演のヘンテコ映画「スイス・アーミー・マン」しか監督作がない。

それに比べてスピルバーグ監督の映画界における貢献度のデカさよ。

監督賞だけで8回ノミネートされて2回受賞しているけど、前回受賞は1998年の「プライベート・ライアン」で、もう25年も前の話。

御年76歳であり、そろそろ3回目をあげてもいいんでないの?

しかも今回ノミネートされた「フェイブルマンズ」では、ここ数年で相次いで亡くなった両親の(あまりよくはない)エピソードを赤裸々に語っている。

120年の映画史の中でもっとも偉大な監督のキャリア最終局面におけるチャレンジを、アカデミー賞には最大限評価してほしかった。

なので、決着がついた今でもこの結果は残念だ。


ただ、当のスピルバーグは喜んでいるかもね。

「E.T.」がSF大衆映画という理由で「ガンジー」に負けた1983年の授賞式を思えば、このジャンルが作品賞を獲れる時代になって感慨深いものがあるんじゃないかと。

SF大好きっ子の私も素直にうれしいです。



次に、主演男優賞について。

「エルヴィス」のオースティン・バトラーってパッと見チャライケメンなので、魅力は全然感じない。

実績を考えれば、ブレンダン・フレイザーやコリン・ファレルが受賞した方が納得感がある。

特にフレイザーは「ハムナプトラ」シリーズで楽しませてもらった恩もあるし、ここ数年続いたスランプからの復活を応援する気持ちもよくわかる。

でも私が重視したのは、それが「一世一代のはまり役かどうか」という点だ。

プレスリーを演じたバトラーは、もしかしたらこの映画だけで消えていく一発屋かもしれない。

大体エルヴィスなんて、アメリカにはそっくりさんがゴマンといるし。

それでもこの役に賭けて、ありとあらゆる努力をして、そっくりさん以上の激似エルヴィスを体現したからノミネートされたんでしょ?

その瞬間的な爆発力を評価したのよ。


実際は、バトラー以上のインパクトがフレイザーの演じた役にあったということなんだろうけど。

あとはちゃんと映画を観て判断するしかないね。

まあ、どっちも観てない人間の予想なんて、いくら書いたところでたわごとにしかなりませんな。



というわけで、全部門予想的中は今年も果たせず。

次回こそは全部〇をつけたいな。

来年の授賞式まで、みなさんお元気で!



※明日は記事の更新をお休みします。次の更新は3月18日です。


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