渋沢栄一 道徳的であることが最も経済的である
鹿島茂
あらすじ
渋沢栄一のムック本。
フランス文学者である鹿島茂から観る渋沢栄一の解説。
鹿島茂と栄一の子孫や経営者などの様々なジャンルの人たちとの対談。
グッときたポイント
この本を買ったポイントは、栄一や家族、その当時の様子を表す写真が多く載っていたから。
絵に描けるかなと思い、購入してみました。
内容も栄一のことはもちろん当時の経営者の赤裸々なことも書かれていて面白いです。
こんな人におすすめ
この本は鹿島茂著の「渋沢栄一 論語と算盤」の導入本みたいな感じなのです。
なので、渋沢栄一をざっくり知りたい、簡単に読みたい方におすすめです
ドラマとは違う支点で渋沢栄一のことを知ることが出来ます。
個人的に気になったところ
ちょうど渋沢栄一がフランスに行ったとき、フランスではサン・シモン主義の社会・経済システムだったのだそうです。
つまり渋沢栄一が学んだ資本主義とは、サン・シモン主義的社会・経済システムということを鹿島さんは突き止めたんですね。
なので、難しそうですが、鹿島さんの「論語と算盤」が読みたくなりました。
新たな発見がありそうです