NY株は方向観のない取引が続いたが、引け前に上昇トレンドにはいりS&P500は+33.13、S&P500は+6.50、ナスダック指数は-4.54。3指数はまちまちほぼ横ばいで終わった。エネルギー、金融が堅調。ビットコインが急落した。NY市場で売買されている中国大手企業で構成されているナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数は-3.6%下落した。中国人民銀行は仮想通貨にからむ全ての取引が違法な金融活動だと説明し投資家センチメントにショックを与えた。ビットコインはもともとリスクのある通貨と強調してきたが、政府は教育、ゲーム、電子タバコ、不動産、保険などの業界への締め付け強化をはじめた。
外国為替市場ではドルが急騰。インフレ懸念や米国金融当局者の発言を背景に当局による資産購入縮小の観測がでてきた。中国恒大集団の債務問題や米債務上限の問題が不透明感を強め、市場のリスクテーク意欲を圧迫した。
ニューヨーク時間の夕刻には主要10通貨に対するドルのスポット指数が+0.3%、対円で+0.4%ドル高になった。
中国人民銀行は仮想通貨にからむ全ての取引が違法な金融活動と再度の指摘をした。教育、ゲーム、電子たばこ、不動産、保険などの業界への締め付けの強化も一斉にはじめた。