佐倉城(日本100名城) 2 麻賀多神社から大手門跡 | みどりの木のブログ

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昨日の続きです。

今回は麻賀多神社から大手門跡前まで

 

佐倉城大手門の古写真です。

下図③付近にあった大手門です。

11万石の藩にしては大きい門

です。大手門の中に武家屋敷が

並んでいます。

 

城址公園センターにある案内板です。

少しブレてますすいません。

今回は①からこの大手門まで歩きます。


①にある麻賀多神社です。

 

①にある麻賀多神社です。

麻賀多神社は旧佐倉藩の総鎮守で、

古くから「まかたさま」と、この地方の

人々に親しまれ崇敬されてきたお社

です。
麻賀多神社という神社は、当社をは

じめとしてこの佐倉市内に11社あり

ます。全国的には他の地方には見ら

れない、珍しい名前の神社でです。

印旛沼の東側から南にかけての地

域にのみ存在する神社です。
今から約1050年程前に完成した、

政令集「延喜式」の巻第九下総国の

項に、この「麻賀多神社」の社名が

記載されており、当時すでに中央

にまで知られていた神社です。
その御鎮座は佐倉地方開闢の頃と

云われており定かではありません。

社名については口伝によると、
鎮座している千葉県は古来は麻

の産地であり「総の国」の総は麻

を表しています。その印旛地方は

下総国成立以前は印旛国であり、

その国造に多一族の伊都許利命

が就任してたとの記録が先代舊事

本紀に記載されています。その国

造が代々祀ってきたのが当社で

あり、「麻の国で多氏が賀す神の

社」と訓読みすることが出来ます。

鎮座地の「佐倉 」という地名も、

「麻の倉」が転じてと言われてい

ます。
徳川時代になると神社の西方に、

土井利勝公が佐倉城を1617年

に築きます。城の大手門近くに

鎮座する神社なので、城地鎮護・

佐倉藩総鎮守の神として代々の

城主・家臣に篤く崇敬され、社殿

の度々の造営・神号額・神鏡・

絵馬等の奉納が続きました。

現在の社殿は天保14年に藩主

堀田正睦公(のちに幕府の老中

首座)を務めたが新たに建て替

えたものです。

 

②まで歩くと

大手門の堀の手前に藩校跡があります。

 

②には藩校の石碑と絵図があります。

後ろは市民体育館駐車場です。

 

石碑裏の解説板です。

この藩校は明治4年の廃藩置県で

廃校とります。その後私立中学の

集成学校になりますが、明治32

年に千葉県に移管されます。明治

43年に藩主家だった堀田正倫公

が寄贈したこの地に、県立中学校

として移転しました。その後、県立

佐倉高等学校となっています。

現在はさらに移転して、ここは市

民体育館になっています。

 

現在の佐倉市民体育館の附近に

藩校成徳書院がありました。

すぐ隣は大手門枡形の堀があり

ました。

 

藩校廃校(明治4年)の後に出来た、

私立中学の集成学校の絵図です。

建物は藩校のものと思われます。

 

江戸中期の佐倉城絵図です。

中期なのでまだ藩校がありません。

武家屋敷でした。

上図㉑に大手門が描かれています。

㉒は鐘楼櫓です。

 

市民体育館の地は明治13年に、

浜野昇という藩医だった人が、

済生病院という市立病院を開設

しています。

 

拡大した済生病院の絵図です。

 

市民体育館前の浜野昇氏

の銅像です。

 

佐倉養生所跡の石碑です。

 

下図③付近から撮影の大手門跡です。

 

 

 

この何もない道路にこんな大手門が

あったなんて信じられないです。

 

 

大手門跡の解説板です。

 

佐倉城大手門跡の石碑です。

 

大手門前のピンク色の堀は

完全に埋め立てられています。

赤い所の堀は少し残っています。

 

おおよその堀部分を水色線

で書き込みました。

 

江戸中期の古絵図です。

今回の資料は城址公園センター

からお借りしました。

 

今回はここまでで、明日に続きます。

 

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