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【西サハラ最新情報】 世界で2番目の麻薬大麻合法国モロッコー日刊ベリタ

2021年03月06日 | 四要素論

 大麻は、<大麻取締法>により、日本では不法になっています。 が、大麻は世界中に自生する植物で、古代ペルシャでは儀式で大麻が、オリンピックの聖火のように燃やされていました。 明治時代の1887年には北海道製麻株式会社が設立され、薬<ぜんそくたばこ印度大麻草>として栽培し、貧しい農民にとって主要収入源になっていたそうです。
 第二次大戦後の1960年代になると麻薬文化がパンデミック的流行をし、モロッコ北部に自生する大麻の大量生産が闇市場を制覇していったそうです。 コロナ・パンデミックが起こる前まで、モロッコ王室は大麻栽培も大麻商売も黙認奨励もしくは参加し、観光と大麻を基幹産業としてきたようです。

①薬(ヤク)で薬(ヤク)を買うモロッコ:
 2021年2月27日、モロッコ健康省は4月末までにコロナワクチン200,000,000回分を取得すると、発表した。モロッコが無料でCOVAX(WHO傘下のワクチン配布団体)入手できるコロナワクチンは500,000回分だから、残り119,500,000回分のワクチン費用は、どう賄うんだろう?観光か?大麻か?ODAか?、、人の財布を覗くのはあまり楽しくないが、日本もODAなどで絡んでいるので、探ってみます。
 まず、コロナで激減した観光客を呼び戻すため、モロッコ保健省は無料ワクチン配布審査中に激増させたコロナ感染者数激減させ、ワクチン大量入荷予定を発表した。これもあれも、安心安全なモロッコ観光イメージ作りのためだ。そしてさらに麻薬王国観光で欧米の麻薬患者を呼び込もうと、<大麻やり放題計画>の実現を目指した。
 そして、大麻合法化の国会承認だ。既に大麻国王商売は国王承認の下に行われてきたから、いまさら形式的な国会承認など必要ない。敢えて2月25日に首相や担当大臣が国会審議を公表したのは、モロッコは<イスラムの掟にも挑戦する開かれた観光王国>と、欧米に宣伝したかったようだ。イスラム教では、酒や麻薬の類は頭を狂わせるものとして、禁じられている。そして、さらに拍車をかけたのが、モロッコ北部地方フニデクで2月26日に起きた反王政デモだった。モロッコ北部のリーフ山地は、1921年に国王に反対するリーフ共和国を創り、反王政の拠点になった。共和国は数年で潰されたが、独立魂は今日まで生き続けている。ただ、モロッコ王室に疎んじられ、辛うじて大麻栽培が国王とリーフ民族を繋いできたようだ。
 モロッコは、コロナワクチンという薬品を、大麻という麻薬で買い付けるつもりだ?

②大麻を合法化する御前会議:
 2021年2月25日、モロッコ閣僚会議(御前会議)で3月4日にも予定されているモ
ロッコ産カンナビ(大麻)合法化に向けて、草案が作成された。政府報道官は、「草案は閣僚会議の了承を得る見通しで、モロッコ産大麻は正式に合法化されるだろう」と、詳細を避けて発表した。が、ネット通信網はいち早く草案の中身を伝えた。最近のモロッコでは、政府御用報道機関より、巷のネット通信の方が早くて信頼がある。その一つ、<モロッコ通信>によると、「草案は、国が大麻産業を合法的に立ち上げるために練られた。その一方で、従来の生産者であったリーフ山地の農民は、彼らの生産基盤を地方企業や国際企業に明け渡し、再編成しなければならない」と、リーフ山地の大麻農民の農地明け渡しを命じている。
 草案は、これまでの大麻産業に比べ2倍近い利益、1500,000,000$(年間?)を挙げることができると、見積もっている。しかし、これまでの非合法下では、換算すると利益の大部分1,450,000,000$が密輸業者に渡ってしまい、リーフ山地の大麻農民にはそ
の約30分の一、50,000,000$しか回ってこない」と、リーフ山地の大麻農民を対象に、数字で説得に努めている。が、草案は、合法化後の、大麻農民の取り分や、モロッコ王室の取り分などは明記していない。リーフ山地の不帰順族がこんなまやかしの数字で騙される
のだろうか?
 MWN (モロッコ世界ニュース)が伝える<モロッコ通信>によると、「草案は大麻生産地をリーフ山地の6地域に限定していて、モロッコ全土での大麻生産は認めていない。
 大麻合法化7条には、大麻生産者は、指定された大麻生産地域に住むモロッコ国籍を持つ成人で、大麻栽培許可書を所持する者」と、特定している。モロッコ大麻産業の構造は、非合法下でも合法下でも変わらない、リーフ山地の生産者と利益を吸い上げる団体がいて、その団体が前者では麻薬密輸業者で、後者がモロッコ王室ということなのでは?。

③世界の大麻状況:
 大麻は、ハシシとかマリファナとかカンナビスとかチャラスとか、、地域によって様々な呼び方をされる。ハシシはアラビア語で一般的な<草>を意味するので、モロッコなどではカンナビス(ラテン語で管の意味)と呼ばれている。マリファナは、スペイン語だそうだ。
 2013年12月10日、世界で初めてウルグアイが、国家として政府監視の下で生産・流通・販売を許可した。モロッコは今回の立法化で、2番目の大麻合法産業国になる。その他、嗜好・医療目的の大麻が合法な国としては、カナダ、南アフリカなどがある。州や一部の区域で、嗜好・医療目的もしくは医療目的のみを合法としている国としては、アメリカ合衆国、イスラエル、ベルギー、オーストリア、オランダ、イギリス、スペイン、フィンランド、ドイツ、韓国などがある。
 アメリカ合衆国では、2018年2月までの時点で、首都ワシントンDCと9州(ワシントン州、コロラド州、アラスカ州、オレゴン州、カリフォルニア州、マサチューセッツ州、ネバダ州、メイン州、バーモント州などが、.医療や嗜好品として大麻を合法化している。
 2018年10月10日、テドロスWHO(世界保健機構)事務局長は、嗜好用大麻について「常習性の薬物は何であれ、人の健康に良くないと考えている」とし、「WHOが、実際に合法化に踏み切ろうとしている国を奨励することはない」と明言している。
 国際麻薬統制委員会も合法化したウルグアイとで輸出入などを犯罪化するよう協議を重ねているそうだ。一方、2019年6月に、国際麻薬統制委員会 (INCB) は声明を発表し、個人的な使用による薬物の少量の所持のような違反には、条約は刑罰を義務付けていないので治療などの代替策があるとした。これらの国際機関は合法化には懸念を示しているが、人権に配慮した非犯罪化を提唱するようにもなってきた。
 モロッコはどんな大麻合法化を目指すのだろうか?

 モロッコはウルグアイに次いで、世界で第二番目の大麻大国になりそうです。 大麻という麻薬で、中国産ワクチンを買い付けようとしているモロッコ、、 その昔、中国はアヘンという麻薬で国を滅ぼしたんではなかったでしょうか?、、


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