つくもがみ貸します
読んでみました
お江戸の片隅、姉弟二人で切り盛りする損料屋「出雲屋」
その蔵に仕舞われっぱなしで退屈三昧
噂大好きのあやかしたちが貸し出された先で拾ってきた騒動
85点
畠中先生と言えば
やはり「しゃばげ」シリーズでしょうか
面白いと聞いているのですが
何分 シリーズが沢山出てる本に はまると
それ以外が読めなくなるのが怖くって
色々浮気読みするのが 好みなんですよ
なかなか手が出せない作家さんでした
その点 つくもがみシリーズは
まだ2冊しか出ていない
しめしめということで
表紙の裏表に 付喪神となった
あやかしたちが書かれています
帯どめ 櫛 煙管 掛け軸など
物言うあやかしたちが
意志をもって 騒動を巻き起こすのが
コミカルで 面白いです
6作の連作短編集ですが
各タイトルが 和の色なのがいいですねぇ
こういうの 心くすぐられます
付喪神たちは 妖というより
神なのですから
卑しい人間となんか口をききません
でも 人間世界の騒動にかかわるためには
レンタル屋の姉弟をうまく利用しなければ
レンタルされないわけで
そこは 盛大な独り言が
「たまたま」聴こえた
という形になるわけです
コミカルな中にも
お紅と清次が探す
「蘇芳」という香炉と
その持ち主の謎
なんと恋話にまで発展して
最初の のどかさから一転
どんどん引き込まれる
エンターテイメント小説でした
しゃばげ 読みたくなっちゃなぁ
つばさ版もあり
アニメにもなってました
我が家の雛人形
▼本日限定!ブログスタンプ
娘のひな人形がありますけど
何年か前から
出してません・・・・・
えーっと これって
どうしたらいいんでしょうか
娘が子供を産んだら
あげるものなの
それとも新しく買うの
お嫁に行くまでに捨てたら
バチが当たりそう
息子の鯉のぼりは
外に出すので
劣化してしまいボロボロに
捨てることができましたが
お雛さんって どうしたらいいんだろう
これこそ 付喪神になりそうですが
うちのお雛様は
せいぜい17年物
娘がたいして喜ばなかったので
魂が入りそうにもありませんけど
やはり 大切にしていないと
魂は入りませんよね
反省
ぽちーーーーと
お願いいたします