昨日の病状説明は、良いこと悪いことそれぞれあり、プラマイでいうと‥マイナスが少し勝ったでしょうか
さて前回はこちら
S状結腸摘出手術を終え、退院してから約2週間後より、抗がん剤治療が始まりました。
が、その前にCVポートを右鎖骨の辺りに埋め込みます。
針を射すシリコンっぽい部分と、そこからつながるカテーテルでできたポート。
抗がん剤の点滴を毎度毎度腕に射してたら血管が痛む、そして48時間の点滴を射しっぱなしで自宅に持ち帰るので、このポートが要るのです。
というわけで、抗がん剤治療が始まる前日に再入院して手術です。
看護師さんからも先生からも1時間くらいの簡単な手術ですよ~と言われたのに‥
所要時間2時間
部分麻酔なので声もよく聞こえるのですが、
「あ、これやり直しかな?」
(え、やり直しって!)
「もう一回やってみても良いですか?」
(断れないでしょ‥)
「ダメだ、新しいの出して、最初からやろう」
(ダメって何じゃー!)
「圧迫止血10分ね!」
(今ぼんやり暖かいのが流れてるのは、もしや血か?)
もういっそ、聞こえないようにして欲しい
急にベテラン感のある看護師さんが入ってきて、「あんたたち、なにしてんの!」と言ったのは忘れない。
そして笑顔で「大丈夫だからね。よくあることだから」と言ったのも忘れない。
よくあってもヤダ
無事にポートは埋まったのですが、抗がん剤治療前に少しやさぐれた あきるでした。
そして抗がん剤治療。事前に説明は受けていたので副作用については覚悟していたのですが、入院中は手指の痺れ、吐き気に加えて、
両足が激痛
長距離を歩いた後の疲労感のような、筋肉痛のような、浮腫んだような痛みがずっと続いて眠れず、これが一番辛かったと記憶しています。
先生も首を捻ってましたが、割りとメジャーな副作用以外にもあれこれ不調が出て、抗がん剤治療、さすが一筋縄ではいかないとしみじみ思いました。
今もそうですけどね
また続きます。