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有難うございます。
寺社に伺った時、パラパラと雨が降って来たのは浄化してくださったからです。
有難くご参拝なさったら良いと思います。
ささっ、本文を読んでくださいませ。
心と身体の関係について、以前から思い描いていた私見を、やんちゃさんにお話ししたところ、見解にまとめよとの司令を頂戴いたしましたので、書かせていただきます。
唐突ですが、男子向けアニメの話題になります。
人型の大型戦士ロボットに、主人公たちが乗り込んで、操縦して戦うストーリーのアニメを思い出してください。
世代によってタイトルは異なると思いますが、エヴァンゲリオンとか、ガンダムとか、マジンガーZなどです。
この「人型で大型の戦士ロボット」は、私達人間でいうと「肉体」であり、そのロボットに乗り込む操縦者が「こころ・意思・魂」にあたるのではないか。そんなことをずっと考えていました。
私たち人間は、アニメで表現されているように、肉体(ロボット)に、心・魂(操縦者)が乗り込んでいるとイメージしてみてください。
私達人間は、アニメとは違って、ロボット(肉体)が壊れたら、そっくり交換することはできません。この点が唯一異なっていますが、ロボットも肉体も「誰か(大本)から預かっている借り物」であって、その借り物を「動かすことで活動している」という点は、全く同じです。
つまり、「肉体は自分のものではない」のですから、「自分そのものなのは、肉体ではなく、心・魂である」ということになります。
地球上の生き物は、すべて肉体がなければ、この世で活動することができません。
肉体を大本にお返しするときが、大本に帰るときです。
さまざまな体験ができるのも、肉体が「生きて」いてくれるからこそです。
ですが、そんな貴重な肉体のことを意識しながら生きていることはほとんど無いと思います。
辛い坂道や急な階段を登っている時、時間がなくて大慌てで走っている時、身体から疲労のサインを感じて、「こんな体験ができるのも、あなた(肉体さん)のお蔭ですよね。ほんとうにありがとう」と念じたことがあります。
そうすると、不思議なもので、スッと身体が楽になったように感じました。
黙々と支え続けてくれている肉体さんに、心から感謝するときちんと応えてくれたような気がしました。
私たちは、掛け替えることのできない肉体さんと、背景の魂の方々との支えによって、この世を生かしてもらっているのだと、この時以来、しみじみと感じています。
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発売日:2016/02/20
出版社:KADOKAWA