結婚した娘との距離の取り方
2人目の孫よっちゃんが、1歳になりました。先週の土曜日は、みんな揃って初誕生日のお祝いをしました。
今日は、このブログでよく検索されている「結婚した娘との距離感」「結婚した娘との付き合い方」で、いちばん読まれてきた記事に加筆修正しながら書いてみました。
目次▶
友達のような母娘にはならない▶
結婚するまでの娘との距離感▶
結婚した娘との距離感。距離の取り方▶
高齢の親との距離のとり方 ▶
義母とわたしの距離感 ▶
母とわたしの距離感▶
おわりにこれはファーストシューズとしてプレゼントしました。娘に選んでもらったものです。夏の子どものファーストシューズにピッタリだと、お互い喜んでいます。
友達のような母娘にはならない
友達のような母と娘になることは昔からなかったし、これからも多分ないです。
電話やLINEで娘と長話っていうのも、私は全くやりません。「元気?」「あれから大丈夫?」というやり取りはしますが、様子だけ確かめられたらいいと思っているのでそれ以上は。
また、私の思いを、そのまま娘に押し付けてしまうことだけは避けようと決めています。
じつは昨日も、もう少しで余計なひとことを言いそうになったのですが、やめました。
心配とは、自分の側からの思い。もちろん相手を思ってのことだけれど、私が安心したいから心配するという面もあると思うのです。
それに、本人を信頼していれば、黙って見守れるはず。実際に昨日は、よけいなひとことを言わなくて良かったと、後からホッとした次第。
このように、あえて距離をとるようにしていた結婚後の娘との関係ですが、年々、距離は前より近くなっています。
たぶん娘と私が、主婦や母という同じ立場になったからだと思います。
結婚するまでの娘との距離感
「嫌いだと言いたくなったことはない?」、重い自閉症の兄を持った娘にこう聞いてみたいときが、今まで何度もありました。
幼い頃からいちども「お兄ちゃん、嫌い!」と言わなかったからです。どんなに兄から困ったことをされても。
私も、2人の子育ては、真剣に平等にやってきたつもりでした。ですが、後になって、それは私の思い込みだったと気づきました。
過去記事と私のプロフィール ブログ村(20年前の夏)
どれほど息子に手がかかっても、娘にはやれるだけのことはしていると私が思いたかった。
息子が亡くなって10年。娘が結婚して5年。今は、そんなふうに拘っていたことさえ、思い出のひとつに変わりました。娘が幸せに暮らしているのを眺めていられるだけで、じゅうぶん幸せです。
いいこともそうでないこともあったけれど、私たち家族には濃い思い出がたくさんあります。だから、今が良ければもうそれでいいです。
結婚した娘との距離感。距離の取り方
「使って。まだ手が辛いよね?」、娘は私がリウマチで利き手の手術をしてから、以前にもまして気遣ってくれるようになりました。渡してくれたのは、娘が家で切って冷凍していた野菜です。
お婿さんのお父さんが楽しんでおられる家庭菜園のものだそう。それも嬉しかったです、とても。
結婚した娘との距離感、はじめは意識して近づきすぎないようにしていたけれど、最近は流れに任せていても大丈夫になってきました。
昨日のこともそう。もうちょっとで余計な一言を言いそうになったけれど、それもやめられました。
お互いに慣れてきたのでしょうね。気になるけれど近づきすぎずにおこう。大事な人とは。この考えが私と娘とは似ているので、ほどほどの距離感を保てているのだと思います。
たまにこうして助けてくれるのが嬉しいし、私も、娘には同じようにしていきたいです。
娘がくれたカット野菜でおかずを作りました。シニア3人のご飯では、野菜を煮て食べることが多いので、切った野菜をもらうのは助かります。
高齢の親との距離のとり方
義母とわたしの距離感
同居して6年目になります。だいぶ慣れたし、機嫌よくデイサービスに行ってくれているのですが、家での毎日のフォローが難しいときはあります。仕方ないことだけど、義母はだいぶ変わってしまいました。
一つ一つは大きな問題ではないのに、私はいまだにストレスがたまってしまうことがあります。
でも、そのつど切り替えていくのみ。上を見ればきりがないと思うようになりました。いいことだって沢山あるしね。
切り替えるコツやタイミングは、結局は自分しだいなのだと思います。
母とわたしの距離感
「おかあさん(義母)はお寂しいのだから」。
母にこう言われ、ちょっとへこんでしまう時もあります。私が頑張るのは、当然と言いたいのでしょうね。老人ホームに入居しても、相変わらず母は私に厳しいのですよ~。
でもそれは、母が母らしく生きている証拠!私ももう、流せるようになりました。
嫁としても、娘としても、がんばらない。無理しない。
できる事だけ続けて、どちらの親とも近づきすぎないよう、距離を保って見守ろうと決めています。
おわりに
よく言われることですが、自分が穏やかな状態だと、多少のことは流せるものですね。娘の優しさや孫の可愛さに触れると、一気に気持ちが上がり、めんどうなことなど忘れてしまいますから。
これからも、娘とも義母とも実母とも、ほどよく距離をとり、ラクに付き合っていきたいです。
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・2021年1月の記事に大幅に加筆修正して更新しました
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