厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2024年155冊目 『金を使うならカラダに使え。』は、老化の仕組みの最新情報を得る

2024-04-23 14:43:39 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

予防医療普及協会の発足人の一人でもある堀江貴文さんが、まだ世の中に広まっていない最先端の研究や、医師・研究者の本音、危機感などを取材やご自身の体験をもとに紹介します。

 

『老化の仕組みは遺伝子レベルで解析されつつある。何をすれば有益かもわかっている。あとは知識を得て、行動するだけだ。』(はじめにより)

 

最新の情報を知っていれば、機能の衰えや病気の発症を防ぎ、死なずに済むこともたくさんあるとのこと。

 

自分の身体にもっとお金と意識をつぎ込みましょう。

まずは、健康診断を受けて自分自身の現状を知る。そして、何か運動をすることですね。

運動は、最もコスパにいいアンチエイジングです。

 

【my pick-up】

◎日常をアクティブに過ごすことが認知症の最大の予防策

認知症の予防として日常に取り入れるなら、まずは運動をすること。脳の萎縮や神経細胞の死滅には脳血流の減少が大きく関わるため、運動によって血行を促進することで認知症の発症リスクを下げ、動脈硬化も防げる。

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2024年154冊目 『決算書の「超」速読術』は、有価証券報告書をはじめとするIR資料から企業の経営状況を読み解く

2024-04-23 14:31:28 | おすすめビジネス書

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評価 (4点/5点満点)

損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書(CF)のいわゆる財務3表だけで企業の本当の姿を理解することは難しい。

その際に役立つのが有価証券報告書をはじめとする企業のIR資料です。

しかし、有価証券報告書は最低でも100ページ、多い企業では200ページ近い分量があります。

 

これらを読み解く際のポイントは、必要な情報だけを抽出し、それ以外の情報を捨てることです。

この本では、そのポイントを誰にでも理解できるように、平易な表現で解説します。

 

アナリストや記者が書いた記事は、多かれ少なかれ主観が入った「二次情報」です。

「一次情報」である決算書をもとに、企業の経営状況を読み解くのが、できるビジネスパーソンの必須科目と言えます。

 

決算書はビジネス情報の宝庫。

本書でも7社の事例が紹介されていますが、読み方に慣れれば会計・決算に対する苦手意識も払拭できるでしょう。

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2024年153冊目 『自分ものさし仕事術』は、自分なりの価値観に沿った生き方・働き方を実現する

2024-04-22 15:42:23 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、「自分らしさ」を見つめて「自分理念」を導き出し、それを存分に仕事や人生に活かすことによって、自分なりの価値観に沿った生き方を実現する道筋をガイドしてくれます。

 

その仕事を「いったい何のためにやるのか?」、さらには「いったい何のために生きるのか?」。
これからの社会に必要となる「生きる目的を見つけるスキル」の向上を目指します。

 

それが実現できれば、職場で自然体でいられ、仕事が楽しく充実したものになります。

 

【my pick-up】

◎「自分理念」をつくると、ブレずに一目置かれる存在になる

「自分理念」があると、ただなんとなく生きている、なんとなく仕事をしている、という状態を抜け出すことができます。そして、自分はこのために生きている、このために働いている、という明確な方向があるので、全ての行動に判断軸が生まれます。そうなると、日々の行動にブレがなくなり、周りから信頼されるようになります。

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2024年152冊目 『名著100冊から「すごい時間のつかい方」を抜き出して1冊にまとめました』は、古典だけでなく2022年・2023年の新刊も数多く紹介

2024-04-22 15:31:58 | おすすめビジネス書

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評価 (4点/5点満点)

「すごい時間のつかい方」が書かれている名著100冊を厳選して、その要点を整理して1冊の本にまとめてくれています。

 

著者の大杉潤さんは、新入社員時代からの趣味が「ビジネス書の多読」で、年間約300冊のビジネス書を読んで、その中身を実践してみるというのが大好きとのこと。

これを40年間、今も毎日続けており、累計で12000冊のビジネス書を読破したそうです。

 

・短期的な視点で、いかに効率よく仕事を進めて成果を上げるか、生産性を高めるか。

・中期的な視点で、思考力、習慣化、差別化を軸としたキャリア形成。

・長期的な視点での夢・目標の実現、幸福、人生設計。

 

各書籍のポイントを、キーワードやキーフレーズの形で箇条書きにして記載。

100冊のうち、2022年・2023年の最近2年間で刊行されたものが約半数の49冊です。

どの本を読んでも「ハズレ」はないと自信を持って推薦しています。

 

『私の能力開発、転職、起業など、これまでのキャリア形成や人生設計は「すべてビジネス書から学んだこと」の結果と言っても過言ではありません』(はじめにより)

 

人生は「時間のつかい方」そのもの。

限られた時間をどう有効に使うか、過去の名著、近時の社会情勢や研究結果等を反映した新刊から学べることは多いと思います。

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2024年151冊目 『10x 同じ時間で10倍の成果を出す仕組み』は、個人ではなくチームで成果を出す

2024-04-22 15:20:11 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

本書で紹介するのは「やりたい仕事で10倍の成果を出しつつ、働く時間を減らして豊かな人生を手に入れる仕組み」です。

 

<10倍の目標を達成するための4つのステップ>

1.「10倍の目標」を立てる

2.「好き」「得意」「人の役に立つ」「お金を生む」という4条件に特化する

3.「どうやるか」以上に「誰とやるか」を重視する

4.チームをつくって「仕組み化」する

 

もし私が、それまでの延長線上でこれらの事業に関わっていたら、既存の事業やそれまでのやり方に固執して、少しでも成長させるために長く多く働くということをしていたでしょうし、チームメンバーにもそれを求めていたと思います。そして、そのような働き方を続けていたとしたら、+10%以上の成長はできたかもしれませんが、10倍の成果を出すことはできず、その事業に関わる人たちが疲弊してしまっていたでしょう。「10x」の「10倍の目標」を達成する4つのステップの実践によって、長く多く働かなくても10倍の成果を出すことが可能になるのです。(P200)

 

いまだに根強く残っている「残業している人が偉い」という価値観や同調圧力があり、周りが残っているから定時に帰れずに残業する人も多いと思います。

そうした状況にあるなかでの常識は「長く働けば働くほど成果が上がる」という考え方です。

 

個人ではなく、チームで成果を出す。

長時間働いても成果が出ず、プライベートの時間も持てないと悩む人に読んでいただきたい1冊です。

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