百田夏菜子のソロコンチケット代が高い理由
百田夏菜子の初ソロコンサートのチケット情報の発表がありました。
百田夏菜子 初のソロコンサートをさいたまスーパーアリーナで2日間開催!
公式ファンクラブ「ANGEL EYES」会員先行受付をご案内!
【公演詳細】
百田夏菜子ソロコンサート
「Talk With Me ~シンデレラタイム~」
出演:百田夏菜子
DAY1 2021年10月16日(土)
16:00開場 / 17:30開演 / (20:00終演予定)
DAY2 2021年10月17日(日)
15:00開場 / 16:30開演 / (19:00終演予定)
【席種 / 代金 / 枚数制限】
■アリーナ席 / 15,000円(税込) / お一人様2枚まで
■スタンド席 / 12,000円(税込) / お一人様2枚まで
これに対して、一部の人からはチケットが高いと不満の声が上がっていたようです。
まぁ15,000円はぶっちゃけ高いよね。
通常のさいたまスーパーアリーナでのももクリの値段が9,000円代。
それを単純に考えたら、この値段設定は高いと思うのは当然である。
ただし、現在の様々な状況を踏まえてみればかなりがんばってくれたお値段というのが私の感想。
なぜそのように感じたのか、少しばかりのデータを元にしつつ書きたいと思います。
今回のソロコンサートの比較対象として、一番最近行われたメンバーのソロコンサート
「AYAKANATION2021」を例にあげましょう。
横浜アリーナで行われたこのコンサートでは政府の緊急事態宣言を受けて、
「MSRS 新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」に乗っ取りながら、
通常のキャパの半分の5,000人の入場者数で開催されました。
チケット代は10,000円です。
2019年に開催された同イベントのチケット代8,000円と比べると、2,000円の値上げとなっていますが、
キャパ数の減少や感染予防対策のコストを考えると、これくらいの増額もやむなしとは思えます。
しかし、今回の百田夏菜子ソロコンサートはそれに比べても大幅な値上げ。
パッと見ただけでは理不尽に感じてもおかしくは無いでしょう。
ただ冷静に考えてみてください、佐々木彩夏のソロコンサートは横浜アリーナ。
百田夏菜子のソロコンサートはさいたまスーパーアリーナでの開催です。
会場のキャパシティだけじゃなく、使用料金も全く異なります。
具体的に数字を見てみましょう。
横浜アリーナの使用料金は、休日での使用で650万円です。
横浜アリーナ使用料金表
さいたまスーパーアリーナの場合は、2万人収容のアリーナモードの場合825万円。
さいたまスーパーアリーナ利用料金表
これだけではなく設営にかかる時間や、照明や音響などの設備の利用費など、事細かく料金が発生します。
例えば空調を使うと横アリならば1時間に42,000円、
SSAならば1時間に77,000円と約1.8倍の差が発生する。
基本的に何をするにもSSAは膨大なコストがかかると、料金表を見れば一目瞭然なのです。
当然、そのコストはチケット代に反映されることになります。
そして今回、最もチケット代に大きな影響を与えていると思われているのが、
「緊急事態宣言の解除時期がわからない」という事実でしょう。
百田さんのソロコンサートプロジェクトが、いつから動いていたかはわかりませんが、
おそらくはデルタ株が猛威を振るうような状況は想定して居なかった時期で、
緊急事態宣言がこれほどにも長く延長されるなど想像もしていなかったでしょう。
なので感染予防対策をした上でSSAアリーナモードの上限2万人の半分、
1万人の動員を目安にイベントの準備は進行していたと考えられます。
しかしデルタ株の蔓延により事態は悪化し、緊急事態宣言は4度も延長されることになりました。
そして現在、緊急事態宣言の解除が月末にもあるかと議論されていますが、
医療体制の逼迫の状況などを踏まえてなので、確実になされる保障はありません。
なので今回のソロコンサートは、緊急事態宣言下におけるイベント開催の政府指針である
「5000人か収容率50%の少ない方を上限」を守らなくてはならない。
横アリなら収容率の50%で済みましたが、SSAは同じ5000人でも収容率は25%になる。
それでいて先に述べたようにコストが横アリ開催よりもかかるわけだから、
チケット代を上乗せでもしない限り、ももクロ側の大赤字は免れないわけです。
ならば緊急事態宣言が解除されて、キャパ1万人で開催出来る時期まで延期すれば良い。
そう考える人もいるかもしれませんが、流石に現実的では無いかもしれません。
すでにももクロはメットライフドーム、明治座公演と、
2つの大きな現場を直前に中止&延期する羽目になり、大きな損害を被っています。
配信ライブ等はしてるとはいえ、実際に会場を埋めてやるものに比べたら収益は乏しい。
(<参考>緒方恵美さんの覚悟「完売しても200万赤字。でも続けなきゃ滅ぶ」)
更にイベントをキャンセルしてやっていけるほど、ももクロ側には余裕は無いのでしょう。
以上が私のかなりがんばってくれたお値段という考えに至った理由です。
人それぞれ考え方もありますから、それでも値段を下げるべきという人がいても仕方ないでしょう。
ただファンである以上、ももクロメンバーが安心安全に末永く活動し続けられるよう、
応援していく気持ちだけは忘れずにいたいですね。
百田夏菜子 初のソロコンサートをさいたまスーパーアリーナで2日間開催!
公式ファンクラブ「ANGEL EYES」会員先行受付をご案内!
【公演詳細】
百田夏菜子ソロコンサート
「Talk With Me ~シンデレラタイム~」
出演:百田夏菜子
DAY1 2021年10月16日(土)
16:00開場 / 17:30開演 / (20:00終演予定)
DAY2 2021年10月17日(日)
15:00開場 / 16:30開演 / (19:00終演予定)
【席種 / 代金 / 枚数制限】
■アリーナ席 / 15,000円(税込) / お一人様2枚まで
■スタンド席 / 12,000円(税込) / お一人様2枚まで
これに対して、一部の人からはチケットが高いと不満の声が上がっていたようです。
まぁ15,000円はぶっちゃけ高いよね。
通常のさいたまスーパーアリーナでのももクリの値段が9,000円代。
それを単純に考えたら、この値段設定は高いと思うのは当然である。
ただし、現在の様々な状況を踏まえてみればかなりがんばってくれたお値段というのが私の感想。
なぜそのように感じたのか、少しばかりのデータを元にしつつ書きたいと思います。
今回のソロコンサートの比較対象として、一番最近行われたメンバーのソロコンサート
「AYAKANATION2021」を例にあげましょう。
横浜アリーナで行われたこのコンサートでは政府の緊急事態宣言を受けて、
「MSRS 新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」に乗っ取りながら、
通常のキャパの半分の5,000人の入場者数で開催されました。
チケット代は10,000円です。
2019年に開催された同イベントのチケット代8,000円と比べると、2,000円の値上げとなっていますが、
キャパ数の減少や感染予防対策のコストを考えると、これくらいの増額もやむなしとは思えます。
しかし、今回の百田夏菜子ソロコンサートはそれに比べても大幅な値上げ。
パッと見ただけでは理不尽に感じてもおかしくは無いでしょう。
ただ冷静に考えてみてください、佐々木彩夏のソロコンサートは横浜アリーナ。
百田夏菜子のソロコンサートはさいたまスーパーアリーナでの開催です。
会場のキャパシティだけじゃなく、使用料金も全く異なります。
具体的に数字を見てみましょう。
横浜アリーナの使用料金は、休日での使用で650万円です。
横浜アリーナ使用料金表
さいたまスーパーアリーナの場合は、2万人収容のアリーナモードの場合825万円。
さいたまスーパーアリーナ利用料金表
これだけではなく設営にかかる時間や、照明や音響などの設備の利用費など、事細かく料金が発生します。
例えば空調を使うと横アリならば1時間に42,000円、
SSAならば1時間に77,000円と約1.8倍の差が発生する。
基本的に何をするにもSSAは膨大なコストがかかると、料金表を見れば一目瞭然なのです。
当然、そのコストはチケット代に反映されることになります。
そして今回、最もチケット代に大きな影響を与えていると思われているのが、
「緊急事態宣言の解除時期がわからない」という事実でしょう。
百田さんのソロコンサートプロジェクトが、いつから動いていたかはわかりませんが、
おそらくはデルタ株が猛威を振るうような状況は想定して居なかった時期で、
緊急事態宣言がこれほどにも長く延長されるなど想像もしていなかったでしょう。
なので感染予防対策をした上でSSAアリーナモードの上限2万人の半分、
1万人の動員を目安にイベントの準備は進行していたと考えられます。
しかしデルタ株の蔓延により事態は悪化し、緊急事態宣言は4度も延長されることになりました。
そして現在、緊急事態宣言の解除が月末にもあるかと議論されていますが、
医療体制の逼迫の状況などを踏まえてなので、確実になされる保障はありません。
なので今回のソロコンサートは、緊急事態宣言下におけるイベント開催の政府指針である
「5000人か収容率50%の少ない方を上限」を守らなくてはならない。
横アリなら収容率の50%で済みましたが、SSAは同じ5000人でも収容率は25%になる。
それでいて先に述べたようにコストが横アリ開催よりもかかるわけだから、
チケット代を上乗せでもしない限り、ももクロ側の大赤字は免れないわけです。
ならば緊急事態宣言が解除されて、キャパ1万人で開催出来る時期まで延期すれば良い。
そう考える人もいるかもしれませんが、流石に現実的では無いかもしれません。
すでにももクロはメットライフドーム、明治座公演と、
2つの大きな現場を直前に中止&延期する羽目になり、大きな損害を被っています。
配信ライブ等はしてるとはいえ、実際に会場を埋めてやるものに比べたら収益は乏しい。
(<参考>緒方恵美さんの覚悟「完売しても200万赤字。でも続けなきゃ滅ぶ」)
更にイベントをキャンセルしてやっていけるほど、ももクロ側には余裕は無いのでしょう。
以上が私のかなりがんばってくれたお値段という考えに至った理由です。
人それぞれ考え方もありますから、それでも値段を下げるべきという人がいても仕方ないでしょう。
ただファンである以上、ももクロメンバーが安心安全に末永く活動し続けられるよう、
応援していく気持ちだけは忘れずにいたいですね。