海上自衛隊 舞鶴地方隊マリンフェアの続きです。


いくつもの階段を上がって、やっと艦橋まで来ました。
護衛艦に比べて高い位置にあるので足腰がツライですあせる



副長席



ラッパのラックには名前が書かれています。
誰がどれを使うか、ちゃんと決まっているんですね。



火災などの緊急時に、こちらのパネルで分かるようになっています。
見たところ10階建ての構造なのですね。



海図室



平成13年(2001年)12月12日23時57分
先代しらせが暴風によって左に53度、反動で右に41度傾いたそうです(合計94度!?叫び
真上を0度とするので横転寸前と言って良いほどのすごい角度です。



ヘリコプター3機と、大量の物資の入った56個のコンテナを積んでいながら
荷崩れを起こさず横転もせずに体勢を立て直すというのは奇跡です!!
(画像は右舷と左舷にあるコンテナ)



氷山の報告要領が書かれていました。



こちらが艦長席で、赤色の座席カバーは1等海佐になります。
左奥に副長席が小さく写ってますが、かなり離れていて
艦橋の広さが伝わりますでしょうか?



艦橋横から見下ろすと陸上自衛隊の展示が見えました。
かなり高い位置からなので戦車が小さく感じます。
こちらについては、また後ほど…。



しらせのマスト上方にある上部見張り所、通称「鳩小屋
遠くにある氷の割れ目や氷山などを目視で探す部屋です。
ちなみに中にトイレはないそうですあせる



格納庫に展示されていた南極の石(…と言うより岩ビックリマーク



南極の氷
氷に閉じ込められた空気が弾けてパチパチと音が聞こえるのですが
若い人にしか聞こえないそうです。
(もちろん私は聞こえませんでしたショック!
触ってみるとパチパチした感触がありました。



撮影スポットのペンギン



格納庫には輸送用2機、観測用1機のヘリコプターが格納できます。





観測甲板



もつれないよう分類されたロープ



コンテナラボ



1時間の見学で最後の方は駆け足になりましたが…
日本にいる期間の短いしらせの見学という大変貴重な体験ができました。
本当にありがとうございました。



案内して下さった隊員さんの帽子を撮らせていただきましたカメラ



コロナ禍の2020年秋の航海は大きく変わる様子で
通常、海上自衛隊員約180名と観測隊員約80名が乗艦しますが
観測隊員は当初予定の80人から、半分程度に減らされます。

そして例年寄港するオーストラリアには立ち寄らず昭和基地へ直行するそうです。
新型コロナの状況によっては活動内容が変更されるそうです。

このような状況下で大変な任務と思いますが
海上自衛隊員や観測隊員の皆様のご無事をお祈りしています。

その4へ続きます。


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