ダッチマスター・シガリロバニラDutch Masters VANILLA CIGARILLO | 今日の紫煙は・・・・

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時々私が嗜むタバコについて、感想をまとめます。
できるだけ良いところを見つけてレポートしていきます。
それから喫煙はマナーを伴う大人の趣味です、未成年の方はご遠慮ください。

ダッチマスター・シガリロバニラ
Dutch Masters VANILLA CIGARILLOS

名前はダッチ(Dutch)=オランダですが、アメリカ製のシガリロです。
Dutch Mastersは1912年来の歴史がある葉巻ブランドです。 


パッケージにはレンブラント・ファン・レインによる「アムステルダムの織物商組合の見本調査官たち」(または「織物商ギルドの理事たち」)という1662年作の絵画が描かれています。
ちなみに織物商組合の幹部らの依頼により作成され、レンブラント唯一の法人団体の集団肖像画とされています。
この絵画はかつては織物商ギルドの会館に飾られ、現在はオランダのアムステルダム国立美術館所蔵となっています。
パッケージでは背景が略されているため、レンブラントらしい光と影による技法や独特の遠近法が希薄に感じられますが、それでも充分に目を引くものだと思います。


ただ製品自体は警告シールのため、せっかくのデザインが台無しとなっていました・・・

箱の裏側にはブレンダーについてや、香りや製品安定性についてのパッケージ品質などのこだわりが記載されています。


5本入りで2019年5月現在、750円で販売されています。

葉巻本体からは濃厚なバニラと油粘土のようなこってりした匂いがします。
セロファンで個包装され、シガーバンドも装っています。
長さは11.1センチ、直径は1センチほどです。

吸い味はバニラ香が7割に、葉巻らしい苦味が3割といった印象です。
ベタベタな甘さはなく、すっきりと上品なバニラを楽しめるのも特徴に感じられました。

燃焼はゆっくりで、概ね30分ほどは楽しめます。

オランダ職人の名を掲げ、巨匠の作品をデザインに取り込み、葉巻もなかなかのこだわりが感じられるなど、ブランドとしての面白さも楽しめます。
パイプタバコのような香りの豊かさを、より気軽に味わえるのも特長の一つでしょう。