本能寺の変 「明智憲三郎的世界 天下布文!」

『本能寺の変 431年目の真実』著者の公式ブログです。
通説・俗説・虚説に惑わされない「真実」の世界を探究します。

戦国武将の視点で見る織田信長の実像

2022年12月13日 | このブログのガイド
 織田信長については古来様々な虚像が作り上げられてきました。
 戦国武将が本来どのような立場で何を考えていたのかという視点から織田信長について書かれた史料を徹底研究した結果、次のようなことが判明しました。
  「大うつけ」は暗殺防止策
  桶狭間は孫子・呉子の兵法を駆使した作戦の勝利
  数々の残虐行為は性格ではなく韓非子の教え
  黒人奴隷を小姓にしたのは軍事的な理由
  改暦に拘ったのも軍事的理由
  本能寺の変のもとは大航海時代にあった
  本能寺の変で討たれたのは信長自身の自業自得
  信長の黒人小姓は本能寺の変の重要証言を残した
 この研究成果を発表したのが2015年7月出版の明智憲三郎著『織田信長 四三三年目の真実』です。
 この本を2018年に文庫本にしたのが『織田信長 435年目の真実』幻冬舎文庫です。
 従来の作られた信長像が染みついている読者にはショックかもしれません。

 なお、文中の信長の黒人小姓は信長によって彌介と名付けられた人物で、歴史上埋もれてた存在でした。本能寺の変研究書で初めてその存在と証言を取り上げたのが2009年3月出版の明智憲三郎著『本能寺の変 四二七年目の真実』です。
 この本を2019年に文庫本にしたのが、『完全版 本能寺の変 431年目の真実』河出文庫です。この本は藤堂裕氏によってコミック『信長を殺した男』して秋田書店から出版されています。


 
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