tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

新型コロナ、未だ解らない事ばかり

2021年10月22日 20時20分56秒 | 新型コロナ
新型コロナもいよいよ終盤戦ということになりそうですが、「いや、まだまだ」という意見もあります。

専にも第6並みの襲来を懸念する方もおられます。我われ素人には解りませんが、懸念されるからには、何か理由も可能性もあるのでしょう。

それにしても、この所の新規感染者の減少は「異常」と感じるほどに急速です。正直、こんなことで収まっていくのかと疑心暗鬼の方も多いと思います。

ニュースでは、ワクチン接種率の数字を発表していますが、このところ殆ど増えていません、一回接種が1%増えるのに何日もかかっているように感じています。2回接種の方は、比較的順調に伸びていますので、安心という感じもしますが、2回接種は1回接種があれば半ば自動的に追いついていく話ですから、1回がまだ人口の75%程度というのであれば、そこを早く伸ばしてこそ安心にしかづくと思うのは当然の心理でしょう。

ワクチン担当総理大臣はやめてしましたし、新しいワクチン担当大臣は選挙区でのプレゼンスの方がお忙しいのでしょう。

しかし、ウィルスには、人間の都合は通用しないので、人間の方が、接種率の早期の徹底上昇に向かって、もっともっと積極的な活動が必要ではないのかと思うのも当然でしょう。

新型コロナが流行り始めた2020年の3月に、このブログでは「新型コロナの説明、 解らない事ばかり」と感想を書いていますが、その後対策は後手後手に回る事ばかりで、首相はじめ政治家が口ばしるデータも、根拠のないものが多かったり、緊急事態宣言解除で安心かと思っていたらどんどん感染者が増えたりといったことが繰り返されました。

ところが今の段階は、皆が心配しているのに、「そんなに心配しなくても」と言わんばかりの沈静化の様相です。
ワクチン接種率はあまり上がっていなのに、新規感染者は減る一方、人流が増えても感染者は増えない、先日まであんなに相関性が高かった人流と感染者の関係はどうなったのか何か別の理由があるのではなどと勘繰る人もいます。

偶々、島根で急に感染者が増えたのは、出雲に神様が大勢集まった(本当は旅行する人間が増えた)からやっぱり人流は関係あるという人もいたり、本当にこれで収まるのか、素人には解らにない事ばかりです。

恐らく専門家からも官庁からも意見がないという事は、データがないからでしょう。コロナ問題では初めからデータがきちんと取られていないことがいつも誤算を生んできているように思われます。 

選挙で政治家諸氏は皆様お忙しいでしょう。しかしコロナ対応のの現場のお役所はどうでしょうか。現場でしかつかめない情報やデータは必ずあるはずです。
それを常に報告し、情報を発信することが最も重要でしょう。地方・中央の官庁は基本的なデータを常に現場からきちんと収集し、国民に周知する事だけはかかしてはいけません。それとも、そのシステムが出来ていないのでしょうか。

いよいよコロナ問題も終息に向かうべき段階にきているという事であれば、気を緩めずに、重要なデータを揃え、専門家による的確な分析を行い、何とか早く、国民が現状を正確に理解できるような、出来れば安心につながるような状況を作り出してほしいと思う所です。

 


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