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『タイムマネージメントではない!エネルギーマネージメントという考え方★Ver1.5』

2022年10月12日 | 脳科学

       


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【タイムマネージメントではない!エネルギーマネージメントという考え方☆】

効率一辺倒の社会から、0⇒1を生み出す創造の時代に突入してしばらくになるが、

タイムマネージメントの考え方も少しづつ変化しつつある。

インターネットが普及する前の時代、

工場などの、オートメーションの中で、同じ作業を繰り返すような、


作業が働き方の中心だったころ、一定時間あたりに、どれだけ動くかが、

生産性を左右していた。

しかし、単純な作業は、機械や、ロボットに取って代わられ、複雑な計算をする仕事さえも、

今後AIに、その仕事を、譲っていく時代は必ず来るだろう。

AIが苦手とされる、読解力や、言語、音声によるコミュニケーション、クリエティビリティも、

加速学習という、AI同士で議論を繰り返すように経験を積み上げるプログラムや、

膨大なデータ利用の方法として、対象になるデータ群の、周辺部も参考に、学んでいくプログラム等の、

開発により、より人間に近づいてきている。

今現在は、脳の機能が、まだまだ未解明の為、完全に脳の機能をコピーできてしまうような、

汎用AIは、しばらく世の中に出てきそうにないが、人が行う価値がある仕事といえるものが、

このAIが、苦手とされる分野に、限定されつつあることは、間違えのない事実だ!

そこで今、日本の仕事の中で、最も大きく変革を迫られているのが、サー
ビス』の、生産性の低さだ、


相変わらず、一定時間の中に、できるだけ、多くの仕事を詰め込んで、休みなく働くと、生産性があがるという、

昭和時代にうまく機能していた当時のままの、働き方の考えや、根性論がはびこっている。


でも、この考えは、今必要とされている、仕事の中では、まったく機能しない、

このやり方は、どんなにがんばっても、生産性は、2倍程度にしかならないし、疲弊する、体を壊してしまい、

しばらくすると、生産性は、一人単位でも、チームとしても、がた落ちになっていく。

生産性を、5倍、10倍にしようと考えたときに、

最近、印象に残るエピソードを耳にした。

台湾の誇る、天才IT担当大臣、オードリー・タン氏のインタビューだ、

日本のマスメディアからの、

『天才のオードリー氏にとっても、簡単でない、解決するのが難解な問題に直面したとき、どのような方法で、問題を解決しますか?』

という問いに対して答えた方法が、僕にとっては、本当に目からうろこだったのが、

どのような回答だったかというと、

『普段から、睡眠は7時間から8時間とっていますが、より多くの睡眠時間をとるようにします』という、

脳の働きと、休息と、使える、精神エネルギーが、限られている事を熟知したものだった。

当たり前といえば、当たり前なのだが、やっぱり、天才は違うといった感じ!

日本の、根性論を訴えるような、マネジメントを部下に強いる、人たちからすると、

『何で、難しい問題に直面しているときに休むの?本気で仕事する気あるのこの人!』

なんて、いわれそうだが、本気の超本気だからこそ、ここで睡眠時間を増やすのだ!と言いたいし!

疲れ果てていては、全く頭も、体さえも動かないし、寝ている間も、脳は、記憶のまとめ作業をしてくれているので、

しっかり睡眠をとった後の、すっきり頭の中が整理されて状態でなければ、

難しい問題を解決できる、アイデアなんて、生み出せる訳がないと言いたい!

この、脳と体の、最も、パフォーマンスを出せる状態のエネルギーを意識した、生産性のマネジメント、

これが、人間の意志力のエネルギーマネージメントという考え方だ。


                            [ゲアリー・ケラー, ジェイ・パパザン, 門田 美鈴]のワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果                 ※画像にリンクを貼っています!
参考文献:ゲアリー・ケラー著『THE ONE THING』                   樺沢 紫苑著『神・時間術』


【能力が最大限に発揮できる集中状態は、根性では全くと言っていいほど維持できない!!!】

2014年 ゲアリー・ケラー著 THE ONE THINGのなかで、

著者は、
世の中の人たちが、信じていることのなかで、

『噓』として取り上げている
いくつかの事柄の中の1つが、

「意思の力は、常に万全という噓」だ!と述べてる。


多くの人が、この意思の力というのは、無尽蔵で常に自分の思い通りになると思ってる

しかし、事実はまるで命を持っているかのように、

神出鬼没で決意とか、努力といったものでコントロール
できるものではなく、

いつもそこにあると,

思い込んでいた、意思の力は常に万全ではない事を知って驚いたと書いている。


私自身、このことを知るまでは、決意と根性があれば、いつでも意思の力を使えるものと思い込んでました

だから、この事を、すぐに信じることはできず、

この後の多くの実験から得られる結果を見るまでは、この事実に対して
懐疑的だった。


添付した写真を見てほしい!このグラフは、裁判官が、

ハードなスケジュールで、多くの案件を継続的に扱い、


仮釈放観察委員会の審問を分析し、仮釈放を勝ち取った割合のグラフで、

時間の経過とともに仮釈放を勝ち取る割合が
下がっていき、

休養と栄養によって復活!

再び時間の経過ととともにまた下がっていくということを繰る返していることを示している。



これにより、証明されたことが、意思の力のエネルギーは、

休養と栄養の取り方その後の時間の経過によって変化するという
事実である。



本の中の一文を紹介すると

「意思の力には強さの度合いがある」

意思の力が満タンの状態と枯渇した状態があるのだ。

ほとんどの人は、


意思の力が枯渇した状態で最も重要な課題をこなそうとする。

それでは課題の解決が、きわめて困難になる
事がわかっていないのだ。

これは、私のことだ!とすぐに思った。(^_-)-☆  本当にわかっていなかった!


           
        ゲアリー・ケラー著『THE ONE THING』より抜粋  意思の力は常に万全ではない!


日本の社会、コミュニティーの中で生きていると、

社会貢献、目的を達成するための「最も重要な一つの事」よりも

近な日常の雑務を優先するように強制させられることがたびたびある。

まずは短期的に差し迫った、社会的責任を優先順位の中に割り込ませてくることである。


その責任を果たすまでは、その人の人生の最優先事項に取り組む事を許さない風潮がある。


例を挙げれば、女性の社会進出と、家事、子育て、介護の問題がわかりやすい!

今まさに、女性の労働力は、国家の最重要事項となってきているが、女性進出の社会的環境整備も進まないまま

いまだに、家事、子育て、介護、は女性中心の仕事で、それをすべてこなした事を条件として社会進出、個人の夢

目標に取り組む事を認めるという、社会的風潮、コミュニティーの道徳があるのである。


残念ながら、日本の社会の中では、いまだに何か事をなすのに必要なことと、

生活のすべてを個人ががんばってこなすことを、両立することが良し
とする考えかたが、根強く残っている。

しかし、偉大な結果を得たければ、多くの求められることに取り組むのでなく、

最も重要なただひとつのことに、


意思の力のエネルギーと、すべてのリソースをそそぐ以外ないのである。

なぜなら、すでに意思のエネルギーが常に万全ではないことが、証明されたことを、私たちは知っているからである!(^_-)-☆


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      代表  石川 保幸

 連絡先 : 携帯電話 090-1366-4882
Email      : mflowrabo@gmail.com

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