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再区長選と補欠区議選の怪?

2022年11月29日 05時28分19秒 | 政治

 

12月4日に再区長選と区議の補欠選が実施されるということで、また、選挙カーによる演説やらの騒音が街によみがえってきた。10月の選挙で1人も法定得票数(有効投票総数の4分の1)に達しなかったため再選挙となったものだが、全く同じ形式で実施されるという。首長の再選挙は全国7例目(都内では初)で再々選挙は過去に例がないというが、また誰も当選せず、再々選挙となる可能性もある。選挙管理委員会によると、区長選1回にかかる費用は約2億円だというから、区民税を納めている者にとっては一大事である。

27日に立候補したのは、前回の候補者6人のうち5人と、新たな1人ということで同じようなメンツ。いずれも無所属の新顔で、元区議3人、元都議、元銀行員、元大学教授が1人ずつ。10月の選挙は新顔6人が立候補したが、最多得票の候補も法定得票数に約590票足りず、当選者なしの結果となった。過去6例はいずれも候補者が4人以下に減って決着がついており、今回の区長選再選挙は候補者が減らなかった初のケースとなるという。

公職選挙法か何かで定められているのかも知れないが、不合理な話である。税金の無駄遣いもいいところである。例えば、上位3名で再選挙するというならよくわかるが、全く同じやり方では、有権者は同じ投票行動をとるはずなので、結果もそんなに変わらないとも思われる。もし変わるとすれば、最初の投票結果は正確ではなく何だったのかということになる。法律の改正を検討すべきである。

また、区長の再選挙と同時に区議の補欠選も行なわれることをはじめて知った。これは、区議を辞めて区長に立候補した人がいるので、その分が空席となって、補欠選挙が必要というが、何か変である。前回の区長選で区議のポストが開くのは分かっていたことであり、前回同時にやるべきである。区議辞職のタイミングと補欠選挙公示のタイミングのズレで、同時にできなかったということらしいが、これも法改正が必要である。要するに、区議から区長へ立候補する人がいる場合、区長選が再選挙にならなかったとして、常に区議の補選だけは実施する必要があるというからこれも税金の無駄遣いもいいところである。総務大臣がすぐにクビになるような国だから税金の無駄遣いも諦めるべきなのか?

 

朝日新聞デジタル: https://www.asahi.com/articles/ASQCW421XQCVOXIE00D.html


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