藤田のりひこ Time Signal

藤田のりひこ Time Signal

前衆議院議員藤田のりひこが毎日10時にお届けするミニブロクです。

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TBSのNEWS23で、安保法制に関して自民党所属国会議員にアンケートを流したところ、党からの指示でほとんどの議員が回答を拒否し、5人しか回答がなかったとのこと。よほど自分の党の所属議員に自信がないのでしょうか?

回答は任意であるとしても、国民の関心の高い問題です。党は一定の合意形成を行う機関であるとしても、個々の所属議員の思想や考えまでも縛ることは出来ないでしょう。たとえ安保法制に反対の考え方を持っていても、党の決定には議会の行動として従うというのが本来のあり方であって、個々の議員の考え方に違いがあること自体は問題ではありません。

党が神経質になることは理解できたとしても、国民の理解を深めるためには妨げになるでしょう。安倍首相が国民に理解を求めると言ったことと矛盾し、完全に逆効果ではないでしょうか?

マスコミは、この党の方針に対して厳しく糾弾すべきでしょう。そして、TBSがダメなら他の局も同じアンケートを送り、マスコミ全体に対してNGなのか、特定のテレビ局に対してNGなのかを見極めるべきです。

次に、安保法制とは異なる課題でアンケートを作成して同様に送るべきでしょう。それでも回答がない場合、須らくマスコミのアンケートには回答しない方針であることが分かるからです。