昨夜半からの激しい嵐のような風雨もようやく止んで、
天気は急速に回復して青空も覗いてきた。
今日から師走、今年も残すところあと一ヶ月ですね・・
壁のカレンダーも、あと一枚になってしまいました。。
時の流れの速さは年々歳々加速度を増してゆくと実感します。
今日は舞岡公園の続きで、里山の谷戸の田んぼで撮ってきた
晩秋~初冬の田んぼの風景をアップします。
収穫を終えた後の田んぼのやや物悲しい風景は、去りゆく秋へ
の惜別の思いがこみ上げてきます・・
これはボランティアの人たちの田起こし体験学習でしょうか?
三本鍬を使って田起こししている人たちがいました。
でも手先だけのへっぴり腰で、腰が全然入っていない?子供の頃、
新潟の農家で育ったじーさんとしてはこう言うのを見ると、鍬の
使い方を教えてやりたくなっちゃいます(笑)。
懐かしい藁塚のある風景。
稲を刈り取ったあとの切り株から、また新しく生えてくる芽を
「ひつじ」または「ひこばえ」といいます。
稲の切り株から再び芽生えた「ひつじ」。
晩秋から初冬にかけて周囲の里山がしだいにもの枯れた景色に染め
られて行くなかで 、青々とした緑の葉をそよがせるひつじ田ですが・・
放っておくとかなりの長さまで伸びて青々とした彩りを見せ
て、再び稲穂を付ける場合もあるのですが・・
再び実ることなくやがて霜が降りると枯れてしまう運命。。
それを思うと・・
かえってものの哀れさを感じさせる光景です。