幾多のブログの中から、出会えたことに嬉しく思います
さて
新学期を迎えるにあたり……
『ヤバ~~い宿題終わってなぁい』
『もう間に合わないよぉぉ』
と、焦る子どもの声が聞こえていませんか
「なんで今頃になって!!!」
と、親としては、怒りたくもなる思いですよね
…でも、これも、
計画性の大切さに気づいたり、
『面倒な事をついつい後回しにしてしまう』
と、いう自分の姿にも気づく良い経験です
何も、親が目くじら立てる事はないんです
ただし、それを失敗だと思って、改めようとしたり、
大切な事に気づける心を育てることが、
親の大切な役目になるのだと思います。
『家族総出で、一緒に宿題を仕上げる』
これも、家族の優しさに気づく経験です
・自分は、家族に助けてもらっている。
・守られている。
・自分のいる場所は、安息の場所は、やっぱり家族なのだ…。
と、その時は、
宿題のことで、怒られたり、必死だったりで、
気付かなくても、
成長につれ、家族に感謝できる人になっているはずです
「ヤバ~い!宿題終わってなぁい」
「お母さん、どうしよ~」
「おねぇちゃん助けて~」
「〇〇くん!〇〇ちゃん!宿題見せてよぉ」
そんな声が聞こえること
これは、実は大切な事なのかもしれませんね
『宿題が終わっているのか、いないのか。
できないのか、わからないのか……』
≪わが子が、どんな状態なのか
何も知らなかった≫
そうなる方が、
親子で課題を残した夏休みで、
終わってしまうのではないでしょうか
「宿題。やらなくていいよ。
終わってなくても大丈夫。
怒られたりするのがこわくて、
学校行きたくないなら、いかなくていいの。
うち(ここ)にいれば安心よ。」
そういうことではないのでは? と、感じます。
■人生には、幾多の困難も苦しみもあります。
でもそれが積もり積もり、
根雪になり、
解けなくなると、
人は暗闇に閉ざしていまいます。
人生の苦しみ悲しみ、つらさ、困難が、
どれだけ降り注いだとしても、
降り積もらないようにしてあげる。
その大きな強さと、心の温かさと、深い愛が、
私たち親に求められるものではないでしょうか?
子どもたちへ
どうぞ。苦しいならば、
親に…
親の様な愛情で育ててくれている人に…
全ての苦しみを丸投げしなさい!!
大人はあなた達よりも何年も長く生きています。
その分、受け止める大きな心があるのです。
親や
親の様な愛情を持ち、育てている人たちへ
子どもが全力で、ぶつかってきます!!
小さな体なのに、なんと力強いのでしょう!!
あるいは、気づかないくらい、
優しくそっと触れてくるかもしれません。
子どもが、どんな風に近づいてきたとしても…
感じ受け止めようとしてあげましょう。
【大丈夫!!】
苦しみの中、一生懸命産んだあなたなら。
「この子の命は、なんと温かいのだろうか。
この子の命を、守ろう!」
と心に誓ったあなたなら。
【大丈夫!!】
難しく考えるより
「明るい子」「優しい子」「思いやりのある子」「感謝する子」
そう育って欲しいなら
子どもの命に、そのように接していけばいいのです
【子どもたちの命を守るのが、大人たちです】
さて…
親子で、笑顔の思い出のある夏休みでしたか?
夏休みの近所の子どもたちは、笑顔あふれていましたか?
学校が始まります。
学校へ向かうことに直面した・・・
子どもは、どんな表情をしていますか?
【学校が悪い。学校が居心地悪い場所になっている】
そうではなく、
そこにいる人間が、良いのであれば、良いのでしょう
人を、善い方へと育てるのは、やはり大人の役目です
・子どもの笑顔…思い出せますか
・子どもの目は希望に満ち輝いていますか
「自らの死」を子どもに教えたのは、私たち大人です。
だって、生まれた赤児が「自らの死」など知らないでしょう。
子どもが大人たちの世界や大人たちの姿を見て
成長し、覚えてきたのでしょう。
子どもたちの輝く笑顔と、力漲る眼差しと…
その温かい命を守ること。
「他人に転嫁せず」
「無関心にならず」
私たち、大人たちが、
いま一度、真剣に考えてみることが、
現代の私たち大人に求められている
課題なのではないでしょうか?
★ブログを読んでくださり、ありがとうございました★
岩手県北上市
ジュネリスト 小林由紀子