二階氏は会談で「改正案の審議はこれ以上進めない。終盤国会に向けて、正常な審議が進むよう努力したい」と福山氏に語った。

 衆院法務委員会で審議中だった改正案は廃案となる見通しだ。これを受け、立民、共産、社民の野党3党は、改正案の採決阻止のため国会提出していた義家弘介衆院法務委員長(自民)の解任決議案を取り下げた。

 改正案は4月に衆院で審議入りした。しかし、立民などはスリランカ人女性の死亡に関連する入管施設の映像の開示を求め、徹底抗戦の構えをみせていた。

 改正案は、国外退去処分となった外国人を原則、入管施設に収容するという運用を改めることなどが盛り込まれている。処分を受けた外国人が送還を拒み、入管施設への収容が長期化する問題を解消する狙いがある。

入管難民法。

聞いた事はありますが、詳しい事は知らないです。

外国での迫害から逃れて来た人を難民として認定し日本で住めるようにする。

そんな法律なのかと想像します。

 

でも実際は違うようです。

この件についてはスリランカ人の女性が入管施設で亡くなった事が大きく取り上げられていますが、

入管難民法と切り分けて考える必要があると思います。

 

左翼野党はすぐに感情的になり、何でもかんでも与党の反対をしたがります。

だから冷静に考えられず、判断を誤るのではないでしょうか。

更には気に入らなければ議論より審議拒否です。

これでは国会の意味がありません。

議論をしてこそのより良い法律の成立です。

 

日本は日本人のものです。

嘗て日本列島は日本人だけのものではないと言い放った某音羽御殿の主がいましたが。

元首相の言葉だとしても、それは違うでしょ?と言いたいです。

来る者は拒まず。なんて言っていたら日本はどうなりますか。

 

長期の入管施設に収容していたら健康を害する人もいるでしょう。

件のスリランカ人の個室は動物の部屋のようだったと来日した家族が言ったそうですが、

入管施設はホテルではありません。

帰国を促しても帰らないから仕方なく留まってもらう施設です。

そこまで言うなら国外退去を命じられた女性を引き取りに来ればよかったのです。

色々事情があるにせよ、違法在留だったから入管施設に収容していたのです。

 

出入国残留管理庁のサイトに現状と現行法の問題点が書かれています。

入管法改正案について | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)

意訳すると、

●不法残留外国人は令和2年7月1日時点で、8万人余り。
●国外への退去が確定したのに退去を拒む外国人は令和2年12月末時点で3,000人余り

●難民認定手続中の外国人は申請回数や理由に関係なく、また重大な犯罪者やテロリストであっても退去させられない。
●一部にこの法律を悪用し難民認定申請を繰り返して退去を回避しようとする外国人もいる。
●強制退去の為に入国警備官が航空機に同乗して本国に連れて行っても本国が引き受けを拒否する国もある
●酷い場合には機内で奇声を上げたり暴れて搭乗拒否を狙う輩もいる。

これでも改正は不要だと言いますか。

左翼野党の反発でこの改正案は廃案になるとか。

もっと建設的な考えを持って欲しいです。

何でもかんでも与党に反発したり、感情論で廃案にするのは以ての外です。

国会議員はもっと国民の利益を考えて欲しいです。

誰の為に働くのかをまるで分っていない野党議員たちにはホトホト呆れます。