フリッツィPOP/ラルモニア(2019) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

伊・ヴェネト州、ヴィツェンツァのテロワールを表現する自然派の造り手「テヌータ・ラルモニア」。
今回は、軽やかで飲み心地の良さを堪能できるPOPシリーズ“フリッツィPOP/ラルモニア”の2019年VTをいただきました。

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【テヌータ・ラルモニアとは?/サイトより引用】
テヌータ・ラルモニアのオーナーである、アンドレア・ペンディンはパルマのガストロノミック大学で「食」を学んで行くなかで、イタリア中の多くの自然農法から生まれる食材と出会い感動を覚えました。その中で自然な造りのワインとも出会い魅了されます。デザイナーの仕事をしながら準備を進め、2009年に自らワイナリーを立ち上げました。
彼はヴィチェンツァ県モンテッキオ・マッジョーレに畑を購入し、醸造家に助言をもらいながら、畑を再生すべくビオディナミ農法を6年間継続したのです。自然、土地、そして人々が築き上げた伝統を尊重する事を最優先するという考えで仕事を行い、見事に畑は安定化し、土着品種による自然醸造が可能な状態になりました。
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■ヴィンテージ/2019年
■種類/微発泡(オレンジ)
■タイプ/辛口
■農法/ビオディナミ
■生産国/イタリア
■生産地/ヴェネト州、ヴィツェンツァ、モンテッキオ・マッジョーレ
■生産者/テヌータ・ラルモニア
■原産地名称/I.G.T.ヴェネト
■セパージュ/ピノ・ネロ(50%)、ドゥレッラ(30%)、ピノ・ビアンコ(20%)
■ALC/12%

色調は輝きのあるほのかに赤みを帯びた淡い橙色。気泡の量は少なく、粘性はさらっとしています。
香りは柑橘類、リンゴ、梨、花梨の果実香にアカシア、丁子、ミント、ドライハーブや貝殻、火打石、石灰のようなミネラル香等が感じられます。
味わいはフレッシュな果実味と程良いコクを感じるクリーンで爽快な酸味から、心地良い泡のドライな優しいフレーヴァーが広がり、余韻に向けてしっかりとしたビターかつミネラリーなテイストを残す。

ちょいと薬草(アニス?)っぽいニュアンスを強く感じるその味わいに好き嫌いが分かれそうですが、ヴィツェンツァの大地の活き活きとした風味感じる個性的なフリッツァンテでございました。

 

ちなみに余談ですが、ネット上では微発泡の白やオレンジ等々、情報が色々ございましたが…個人的には橙色が強めに感じたので、微発泡(オレンジ)と表記させていただきました。
HP 76+pt

 


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