今回はEV関連で気になった記事(わだい)から少しご紹介をばw
まずは……
2021年11月22日
【ロンドン時事】
英政府は21日、新築の住宅やオフィスビルに電気自動車(EV)用の充電設備を整えるよう来年から義務付けると発表した。脱炭素化に向け、EV普及の環境を整備するのが狙い。
「新エネルギー車」が大幅増 広州モーターショー開幕―中国
ジョンソン首相は声明で「今が転換の時だ。 経済をグリーン産業革命に適応させなければならない」と述べ、自動車のEVシフトを主導する姿勢を鮮明にした。
発表によると、新築以外にも10台以上の駐車スペースがある建物の改装工事などで充電装置の導入を義務付ける。
この結果、ガソリン車・ディーゼル車の新車販売を禁止する2030年までに、英イングランドでEVを充電できる場所が毎年最大約14万5000カ所ずつ増えていくという。
……(´□`。)
なんていうか、うん、スゴイネ(棒
EV車に関しては‟給電方式の規格”がまだ『決まってない』のに今からそんな政策推し進めちゃっていいのかねぇ?(呆れ
COP26が終わって『排気汚染詐欺』がいったん落ち着くかと思いきあなんか突っ走ってるネェ?
需要に応える電力供給網、電力発電力の確保とかちゃんと考えてるのかねぇ?
あと、英国も冬は相当厳しいハズだけど 冬季のEV車……大丈夫なんかね?w
ま~日本も――
●日本連合で「超高回転」5万rpmへ、EV用モーター研究
日経クロステック
2021.11.15
国内自動車メーカーなどが集まる自動車用動力伝達技術研究組合(TRAMI)は2021年11月15日、22年度の研究方針を説明した。
内燃機関から電気自動車(EV)用モーターやその関連技術に研究の軸足を移す。
とりわけ重視するのがモーターの高回転化だ。
現状は1万3000rpm前後にとどまるが、5万rpmの「超高回転」を見据えた研究を進める。
TRAMIでは歯車機構にとどまらず、モーターも研究対象だ。
TRAMIは、国内自動車メーカー9社と変速機メーカー2社が集まり18年に設立した企業組合。
産学連携を重視しており「企業のニーズと大学などのシーズに基づく研究シナリオ」を策定し、非競争領域のテーマに絞って企業と大学で研究を進めている。
TRAMI運営委員長の藤戸宏氏(トヨタ自動車パワートレーンカンパニーパワートレーン機能開発部主査)は22年度の研究方針として「駆動系にとどめず、電動化に広げている」と説明した。
TRAMIの研究対象としてかねてエンジンを外す一方、最近はモーターを重視している。
今後は「インバーターを対象に入れるか検討している」(藤戸氏)とも明かす。
モーター研究でTRAMIが注力するのが、回転数を高めることだ。
モーターの出力は回転数とトルクで決まるため、回転数を高めるとトルクを抑えて体積を小さくできる。
現在のEV用モーターの回転数は1万3000rpm前後で、TRAMIは近い将来に2万rpm以上になると想定する。
例えば米Tesla(テスラ)が採用するEV用モーターは2万rpm近くに達するとされる。
一方でエンジンの最高回転数は6000rpm程度と低く、エンジン向けに開発してきた技術をそのまま適用しにくい。
22年度は、TRAMIは5万rpmまで高めることを想定した研究を進める方針だ。
例えば5万rpmのモーターと組み合わせるギアへの影響などを検討する。
またモーターの高回転化に伴って生じる課題といえるギアのかみ合い摩擦や発熱、冷却用オイルへの影響なども研究対象にする。
――と、まあ、こちらはこちらで日本自動車メーカーと変速機メーカーが集まり、次世代型の超高回転モーターを日本連合で共同開発する方針を明らかにした模様であります。
が、こちらの方が地に足がついてんじゃないの?
そもそもモーターって、元々日本が得意な分野なのでありますが、現行1万3000の回転数を五万まで引き上げるというのですから凄い!
ついでにモーター高回転化に伴って生じるギアや発熱、オイルの問題なんかも研究するといいますが、これで日本が優位になったら、またルールを変えて来るのかな?(棒
と言うか現行のハイブリッドだって複雑なシステムの中で動かせる電気駆動系を実用化してるのに、何で日本が『EVなら劣る』とか欧米に中国とか考えれるんだろ?(´・ω・`)
最初の英国の記事も「各家庭にEV給電設備を義務付ける」とかはしゃいでる前に肝心のEV車技術を確立しないと、現行のHVをはじめガソリン車で日本車の独壇場を許す‟現実”を繰り返すダケだとしかw
いずれにしても今後、どうなって行くでしょうかね?
また、皆様のご意見ご感想などが聞ければうれしいですw
ではでは、また次回もよろしくお願いしますm(u_u)m