櫻 萌です
カウンセリングをさせていただいていると
時折、遭遇する
「わからない」
と言う一言。
向き合うことから逃げている時には
とても便利に使えるのが、この
「わからない」と言う言葉。
悩みやモヤモヤの本質に
触れそうになると
「わからない」と言う言葉で
遮断してそれより先に進むことを
やらずに済むようにしてしまう。
これも、思考グセの一つなので
無意識な場合も多いのです
「わからない」と言ってしまえば
そこから先は
考えることをやめられるから。
自分のことを考えるって
しんどい作業ですもんね
逃げたくなる気持ちもわかります
だけど、それ繰り返していると
物事は良い方向に進む可能性を消され
同じところでグルグルして
モヤモヤした状態が
続くことになります
カウンセリングは、
「自分のことを考える」という
しんどい作業をサポートする役割もあると
私は思っていて。
1人ですべてを紐解く作業って
過酷だと思うんです
だから、カウンセリングのお時間を使って
一緒に紐解いていく
「わからない(と思いたい)」
「わからない(ことにしておきたい)」
というカッコ書きの部分が
本当のところ。
自分では、ぼんやりでも
答えの輪郭が見えていたり
中にはもう答えが見つかっていたりしても
その答えを
信じたくなかったり
信じられなかったり
(これは自分を信じることに繋がりますが)
それを受け止める覚悟がなかったり。
答えがわかってしまうと
もう動き出すしかなくて
今までのようにスルーすることが
出来なくなってしまうから。
結局、純粋に答えがわからないって事案は
すごく少ない。
しかも、その場合、モヤモヤが
自分を包み込むなんてこともない。
ただ、タイミングじゃないだけで
答えが見つかっていないだけだから。
モヤモヤして
グルグルしちゃうのは
何らかしら自分の中で
わかっていることがあって
でもいろんな理由を前に出して
目を逸らしているけれど
逸らしているだけで
わかってしまっているそのことは
自分の中で消えるわけではないから
沸々としてきて、モヤモヤする
わからないって言ってしまえば
考えなくても良くなるし
やらなくて良いし
自分の言葉に責任や覚悟を持つことも
しなくていいという
「しなくて良いトライアル」が
完成するんですよね
考えたくないときに→わからない
やりたくないときに→わからない
責任や覚悟を持ちたくないときに→わからない
という感じ。
あっという間に
(同じところ)グルグル族の誕生
考えることを避けると
成長の機会も、ステップアップのチャンスも
あっという間に自分の前を素通りして
他の人へと流れていく。
もったいないっっ
成長やステップアップだけじゃなく
現状維持すら出来なくなるので
いろんなことが下降の一途をたどり
更にモヤモヤを増やしていくことになります。
そろそろ
その「わからない(と思っていたい)」
思考グセから"卒業"しませんか❓
もう答えは見えているはずです。
カウンセリングで一緒に
紐解いていきましょう
今日も皆さまにとって
『Love&Happy』な”時”となりますように