KONASUKEの部屋

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サトユミアシゴミムシダマシ20210711

2022年01月15日 | コウチュウ目
サトユミアシゴミムシダマシ。
別名、ユミアシゴミムシダマシ、ユミアシオオゴミムシダマシ。
特徴である前脚脛節の湾曲が、この角度からだとよく分かりません。
前胸背板正中線の縦溝、上翅の点刻の形状などから、サトユミアシゴミムシダマシと判断しました。
オオユミアシゴミムシダマシの可能性もある?

①前脚の脛節は弓状に内側に湾曲する
②前胸背板に正中溝がある
③上翅に点刻列があるが、条溝にはならない

別名:
ユミアシゴミムシダマシ、ユミアシオオゴミムシダマシ
分類:
コウチュウ目ゴミムシダマシ科ナガキマワリ亜科
体長:
20~25mm、21~28mm
分布:
本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
5~10月、4~10月、7~9月、5~8月
成虫で冬越し
エサ:
成虫・・・枯木やキノコ
幼虫・・・朽木
その他:
体はやや細長く、黒色で光沢は鈍い。
脚は長く、前脚の脛節は弓状に内側に湾曲する。
♂は中・後脛節に山型突起がある。
(オオユミアシゴミムシダマシ♂には目立った突起はない。)
上翅には点刻列があるが、条溝にはならない。
(セスジユミアシゴミムシダマシ、ヒメユミアシゴミムシダマシは条溝になる。)
前胸背板には、浅い正中溝がある。
(オオユミアシゴミムシダマシは不明瞭。)
後胸腹板に円形褐色毛叢がある。
上翅第1間室は上翅後半部でやや盛り上がり、翅端はやや突出する。
普通種で個体数も多い。
下地島産は別亜種。
夜行性。
雑木林などの枯れ木、倒木、朽木などに集まる。
驚くと刺激臭のある液体を出す。
立ち枯れなどの樹皮下で単独越冬する。
幼虫は朽木の中を食べ進む。
細長い筒状で、白色。
(キマワリは茶褐色。)
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
昆虫綱Insecta
CELLOLOGUE
Wildlife Research Society
水元公園の生き物
吉崎ネット甲虫館
自堕落におれば涼しき二階かな

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