ご訪問くださりありがとうございます。


トリノ、ポルタ・ヌオーヴァ駅から電車で4時間。

ボローニャで乗り換え。ディレイで乗り継ぎに間に合わず。地下のプラットホームで窓口見当たらないし。オンラインでチケット買い直しました。パニックになりました。


結構混んでいます。車内でグリーンパスのチェックありました。


ヴェネツィア 、サンタ・ルチア駅を降りると本当に運河。


ヴェネツィア は細い路地しかなく車が走っていません。それがネックで今まで一度も来ませんでした。


事前にオンラインで予約して支払いも済ませてたウォータータクシー

マスクしてー。


カナル・グランデを走って


リアルト橋をくぐり


スピードが速くて気持ちいいー。こんな経験自体はじめてで興奮しました。


細い水路へ。入れるの?と思うほど細い。水路の交差点を左折もするり。運転大変お上手です。


ホテルに専用桟橋があります。桟橋でボーターさんがお出迎え。

ほんの5分ほどで到着。短い時間ですが貸切で嬉しかったです。


乗り降りは支えてくれますが怖かったです。


街の大勢の人で溢れて7割くらいマスクしてなくて怖いです。


サン.・マルコ広場


サン・マルコ寺院
開館30分以上前につきましたが、長蛇の列。

時間指定のチケットを事前購入しておいたので、正面左のskip the lineの入口から入れました。
家でプリントアウトして持ってけてそのまま使えて便利です。

超豪華

中央が聖マルコ。六体の天使が像があがめているのでキリストかと思いましたが、広げた書物を持っています。
後陣に描かれたキリストは閉じた書物を持っています。キリストは神の言葉だからだそう。

福音記者マルコの布教でヴェネツィアがキリスト教になったので、ヴェネツィア の守護聖人なのだそう。

ここにある聖マルコの遺体はアレクサンドリアから豚肉と一緒に箱に入れて隠して運び出したのだそう。

それは窃盗ではないのかな?


他にも占領したコンスタンティノープルから運んできたものであふれてます。

キンキラキンなビザンチン様式


聖壁

聖人たちが皆異なる身振りをしています。個性が出てきた14cトスカーナ・ロマネスク。

キリスト昇天のクーポラ

中央に光に座すキリスト、周りは聖母と使徒たち。ビザンチンの図像。金とガラスのモザイク


主祭壇裏の黄金祭壇

ルビー、エメラルド、サファイアなど宝石いっぱいで七宝で焼かれています。ヴェネツィア 共和国の富の具現。


あれだけ美術品を持って行ったナポレオンがこれを残したのはガラスだと思わせたからなのだそう。


人が多すぎて疲れました。


サンタ・マリア・デル・ジーリオ教会


ヴェネツィア 貴族でダルマチア総督アントニオ・バルバロとその家族、美徳の義人像で飾られています。

さらになったことのない海軍提督姿で斜陽貴族の最後の見栄なのだそう。


左は終末のラップを吹く黙示録の天使ではないかな?


世俗の人物がファサードを飾るには教皇庁と距離を置いたヴェネツィア ならではらしいです。


拝金主義的バロックとまで建築の本に書いてありました。


唯一の公共交通機関の船がストライキ中。終了時間まで時間つぶしで寄ったサン.・サルヴァトーレ教会


一見地味ですが


主祭壇がティッツィアーノ「キリスト変容」


ティッツィアーノ「受胎告知」


こっちが後期の作品。彼の画歴は長くて作風が変わっていきますが、ずいぶんタッチがあらく、聖母の驚きながらも主の言葉を受け入れる敬虔さが感じ取れるように思いました。


ジョバンニ・ベッリーニ「エマオ家での晩餐」


まであって感動。なんとただ。


彼の作品は対象で平行な構図で確かにルネサンスなのですが、色鮮やかでバロックっぽく感じる芸術音痴な私。

キリストも真正面向いています。


この日初めて良かったーと思いました。


ストライキ終了時刻から1時間半過ぎても船がこなくて、サルーテ教会の聖具室の閉館時間が迫ってきたので諦めて帰りました。


この船。


ぎゅーぎゅー詰めで立ちのりで7、5€


街自体がテーマパークのようだと思いました。


読んでくださりありがとうございました。