ウチの三女 V3、ウィリアムズ症候群(7番染色体微細欠失)にして中度知的障害あり(と判定されてます)。

 

 

先頃、お世話になっているB型作業所で「三者面談」のはずが、実は「グループホーム(GH)宿泊体験の打ち合わせ」だった、という事件があったわけですが・・・

 

 

 

その「打ち合わせ」は火曜日。

 

同じ週の木曜夜から土日をまたいで火曜朝までが体験(金曜・月曜の昼は普通に通所しました)でした。

 

そこまででも十分に「何故、そう急ぐ?」って感じだったのですが・・・

 

 

同じ火曜の作業終了時に「反省会」という名前で6者(V3・Mommy、作業所担当者、GH担当者、訪問看護ステーション担当者、市の相談員、相談支援員)面談。再度「是非是非入居圧力」がMommy を襲いまして。

 

 

本人は「楽しかった」「もう(ウチに)帰りたくない」と言い、

 

GHの世話人さんは「自分から分からないことは聞いてくれたし、他の利用者さんとも仲良くしてましたよ」と言い、

 

作業所の V3 担当者さんは「生活リズムがちゃんととれてます」と言い、

 

結論「金曜日までに入居するかどうか連絡ください」と。

 

 

い、いやいや、そんなん言われましてもね。

 

打ち合わせも体験も、諸々伝え聞くばかりの父(Daddy) は、GHの建物や部屋すら見てもいないわけで。

 

そんなんで決めてくださいって、そりゃ急ぐにもほどがあるんでないかと。

 

で、ちょびっとばかり「抵抗」して、土曜日に父・母そろって見に行きますよと。そこで質問やら相談やらもして、然る後に決めましょうと。

 

 

したら金曜日、

 

V3 が「私はのんびりしたいから明日はパスで」などとフザケた発言。

 

ぐずぐずモードの娘に、親の方は「そんなん言うならGHはナシだよ」と脅しモード。

 

 

そして当日土曜の朝、

 

冷蔵庫にこんな“メッセージ”が貼り出されるというね。

 

 

お父さんとお母さんへ (V3)です。

 

きのうの朝の時に、2回目のグループホームのけんがくにいくよ。って言った時に、

まっすぐなへんじができなくてごめんね。

 

そして[作業所の]しょくいんもいってたけど、けんがくにいったら、かならずいい事あるから。っと言ってくれたので、あらためて、けんがくにいかせて下さい。

 

また、ほめて下さい。またメッセージかくね。(V3)より。

 

 

微妙にため口なのが気になるのだけれども・・・

 

ま、それはともかくとして、目出度く三人揃って見学・相談に赴きました。

 

 

さて、その仕儀はというと・・・

 

 

部屋は、押入れ、床の間(てか畳敷きだけど)付きの8畳和室。

 

広い。というか、贅沢。

 

何しろウチの今の部屋より広い。

 

加えて「足が伸ばせる風呂」。これまた贅沢。

 

何しろウチの風呂は膝を曲げてなきゃ入れない。

 

世話人さん、管理人さんも、至って普通の、穏やかな感じの人で。

 

 

あちらの方針やらこちらの希望やら、

 

あれこれ話し、双方、ある程度の意思疎通を図ったうえで、

 

結論。

 

 

そんな急ぐことはないんだけれども・・・

 

でも、GHと言えば、入りたいと考えた時に空きがあるとは限らないし、親に「余裕があるうちに」というのも確かにそのとおりで。

 

何より、本人が、今、その気になっているということが重要で。

 

ハコにもヒトにも、特に不満も不安も感じられなかったので「じゃあ、お願いします」と。

 

 

したら、ここからがまた「何故、そう急ぐ?」全開。

 

月曜日から入居ということで、その日のうちに当座の生活用品(布団、物干し、テーブル)を買って搬入。

 

この際だからと、一応キッズ携帯を持たせることになりましたとさ。

 

 

何ともはや、怒涛の日々。

 

最大戦速な(障害福祉業界でいうところの)「自立」劇。

 

本人というより、母と父がめっちゃ疲れました。

 

 

見学の折、ちょっと与太話ふうにお喋りしたところでは、作業所の V3 担当者さんも「(親御さんは)営業圧強過ぎって思ってるんだろな」と、そこは自分でもそう感じていたそうで。

 

 

ちなみにこちら、約1ヶ月前に相談支援員さんが作成した「サービス等利用計画案」ですが・・・

 

 

 

GHに入って日常生活の苦手な所を手伝ってほしい」とか、

 

GHの生活に慣れ、みんなと仲良く過ごす」とか、

 

GHの生活のルールを守り、生活力を身につけ、金銭管理も一緒に行っていく」とかとか、

 

 

こうして見返してみると、GH入居が前提とも取れる記述がいっぱいだったなあと、しみじみしちゃったりなんかもしたりして。

 

 

いや、まさに、

 

「人生、運と縁」

 

ですなあ。

 

 

ならば、この成り行きもアリかなと。

 

 

さてさて、そしたら“主役”を失ったこのブログは、これからどうなっちゃうんでしょうか。

 

ぶっちゃけ、書いてる自分にも分かりません。

 

 

そうですね〜、虫の声は賑やかですが、人の声は静かになるであろう日々の中、ぼちぼち考えていきまっしょい、ってところです。

 

 

 

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ということで、V3 の作品「音」。お供え餅じゃありません。

 

 

 

「自立」しても、そこそこ絵を描き続けて、そこそこの作品を仕上げてくれると良いのだけれども。

 

で、いずれは、こういう場所にも、と思ったり思わなかったり。です。