圧巻でございました。言葉が出ないな。
美術の教科書に登場する巨匠たちの絵が一気に見られる、こんな機会は生きてるうちにもうないかも。15世紀の初期ルネサンス絵画から19世紀のポスト印象派まで、西洋絵画500年の歴史がここに!
アメリカの美術館がこれだけコレクションしたのは、歴史がない国だからだろうか。時を重ねた文化へのあこがれがありそう。
惑星の講座で出てきたギリシャ神話も描かれてましたよ。《パリスの審判》クラーナハ(父)、《ヴィーナスとアドニス》ティツィアーノ(前者は小惑星パラス回で、後者は金星の回で)。あとは矢を構えたエロス(クピド)が登場率高い。
個人的にはクラーナハの《パリスの審判》はすごく惹かれます。どんな絵か気になる方は公式サイトの作品紹介で見てみてくださいませ。
人気のフェルメールの、めずらしい寓意画もあります。
そういえばミンキアーテタロットにたしか「信仰」というカードがあったなぁと家に帰って見てみたら、ぜんぜん違う図像でしたわ、地球儀に足をかけてるのはむしろ「世界」に似てる?
17世紀の《女占い師》という作品も。これは占い師というよりスリ集団?!占いしながら盗みを働くなんて…こんな目に合ったら占いのイメージは悪かったろうな。。。
パブリックドメインの画像をあげましたけれども、実物の迫力はこんなもんじゃないです。西洋絵画がお好きな方はぜひ生で見ていただきたい。
公式サイト:https://met.exhn.jp/
大阪市立美術館では1/16まで、東京の国立新美術館に巡回2/9〜5/30まで
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