業界内では定冠詞の"THE"が付くか付かないかで大分違うとの話ですが?何事も経験せにゃ分からんと思いますので、遅ればせながら呑ませて頂きました

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The Royal Household
 aroma: 
着火前の備長炭・竜胆・グーズベリー、スモーキーでありながらもシェリーらしき匂いも同居してるが、両者均一かつ穏やかで慎ましい。ミントジュレップ・リースリングワイン・古びた家屋、上品ながら涼やかな果実系の香りと共に、土着な臭いが裏打ちしてくる、リッチそうで庶民的な側面もありそうだ。
 taste: 
ボディとその響きはとても穏やか。砕けたキャラメリゼ・渋皮栗・甘草・雑穀米・砂利ぽい挽き屑が舌上に残る珈琲、ちと渋味が過剰そうな要素ばかり感じるが、接合役のリースリングワインが各々を融合させ、粗さと中和を繰り返して整えてくれる。
 finish: 
ビター ハーバル スパイシー ピートスモーキー シェリーウッディ?
全てを白葡萄酒で包み 体内に落とし込まれたかのやうな
原因がはっきりとしないが 何処か古めかしさも感じるんだが…何でだろ?
 from: 
One Shot bar Blue Label

話には聞いてたけど詳細まで知らず、特に脳内に支障をきたすほどモヤモヤとはしてないが、ソロソロ解決してもいいんじゃない?なんで『THE』が付くのか詳しい内容は別途有識者の正確な情報によるレビューを参考にしたが(アリガタヤ)要約すればロイヤルワラントを受けてた時期 or ワラント失効以降による違いと、その時期でのキーモルトが変わっている事じゃないかな?今回頂いたのはTAUCHERSさんが主役らしい。味わいは…70年代のリフィルシェリーの中熟域?フルーティーよりかウッディな味わいがするシェリーの渋味と、主張こそ目立たないがその存在に気付くのが用意のピートスモーク、白葡萄やミントの清涼な味わいが溶け合わさり各要素の粗さを和らげてくれる。余韻もそのまま平均的に残響すると、文句無しの製造法じゃないでしょうかね

これでつっかえてた小骨程度が取れたかなあと思い残した事ってなんだろ