高槻支部主催 高槻市後援

令和4年11月20日(日)開催セミナーは

コチラから

 

当初から自主管理をしていて最近は高齢化が進んで

収納・会計業務を管理会社に委託している。

現在までの約50年分の議事録、マンションの設計図書

点検記録、修繕履歴等の書類は全てファイリングし

適切に保管している。

区分所有者名簿や居住者名簿要援護者名簿も管理組合が

作成して保管している。

単身高齢者に対しては10年ほど前から

「元気ですシステム」というのを実施していて、

登録した高齢者が毎日管理員に顔を見せて2日間

あいさつがないときには状況確認を行うなど

独自の見守り活動をしている。

管理計画認定制度については今まで自主管理をしてきたが、

私たちが行ってきた取り組みが正しかったのか

どうかを確かめたいということで申請を決意した。

板橋区と相談しながら申請の準備をしたが必要な書類は

日頃の管理のおかげでほとんどそろっていた。

苦もなく認定に至った。

認定当初は区分所有者、居住者も中身はよく理解

されなかった人も多かったが新聞等で

多く取り上げられ、今では皆さん良かったと

おっしゃっている。

今年の総会ではマンションを80年間使おうという

決議をした。建て直すか、解体し敷地を売るか、

建物ごと売り払うか。

それは次の代の理事会が決定するとして、

せめて解体費用くらいは残しておこうということで

毎月修繕積立金から災害復旧費の名目で、

別口で積み立てており、災害がなかった場合30年後の

解体費用に充てることも想定している。

コミュニティーづくりと維持が一番大事だと思っている。

そのためには毎日のあいさつ、居住者のあいさつ、

居住者の親睦会や建物周りの清掃、草刈りを通した

コミュニティー活動の充実が重要だと考えている。

議案書や議事録も管理会社任せにせず最終的には

理事会の責任として記録を残し適切に保管すること。

どのマンションも最終的には管理組合の仕事として

日常の管理をしっかりやっていくことが必要だと思う。

役員は輪番制でやっていくことが必要と思う。

役員は輪番制でやってきたが、歴代理事の方が本当に

一生懸命やっていただいたので去年理事長を

したときには非常に取り組みやすかった。

そういう良い所はどんどん取り入れて、次の代にも

引き継いでいきたい。その積み重ねが一番必要だと

思っている。

高齢化してきているので輪番だけでは

引き継げないということで経験豊富な過去の

理事経験者を公募して一緒になって管理組合を

運営していこうと今、規約改正を考えている。

皆様のマンションでは、将来設計の勉強会立ち上げて

みませんか。