高槻支部主催 高槻市後援
令和５年２月19日(日)開催セミナー
「高額化したマンション保険への対策ポイント」と
題して行った。
高騰するマンション保険料の基準をよく理解することで
管理組合の支出を低減することが可能との提言。
総会後の旧役員から新任役員への業務引継ぎの重要性
標準管理規約では、役員の引継ぎに関する規定は
定めていないが
新任理事が理事会運営をする場合、旧役員からの情報が
なければ、今までの経緯が分からないので
是非、時間を取って引継ぎを行っていただきたい。
新任役員は、引継ぎにあたって旧役員から引継ぎ書類を
ただ受領するだけでは内容を理解することはできない。
帳票類は必ず現物を確認し、その存在と保管場所を
確認することが大切です。
そして、理事会の運営にとって最も重要とされるのが
「継続性」です。
特に、組合員からの要望や苦情、事件・事故等の懸案
事項、未実施事項等は、その進捗状況が正確に
引き継がれることが重要であり、これらの項目について
しっかり説明してもらいましょう。
業務の引継ぎは、引継ぎ事項の漏れや行き違いなどを
防止するために、新旧役員が一堂に会して行う方法が
望ましいです。
また、各理事の役職ごとに係わる事項については
各役員の担当業務で異なるのでで、各々の職務ごとに
個別の業務内容等について、新旧の担当理事間で
引継ぎを行うことも大切です。
引継ぎの時期にとしては、後任の理事の役職が
決定した後に速やかに行うことが望まれます。
そのため、例えば第1回理事会で業務の引継ぎを
行うことを、新旧役員の間で、予め取り決めておくと
いった方法も考えられる。
重要な事項は書類として引継ぎ、引継ぎ書類の
一覧表等を作成しておくのも良いと考えます。