考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作『ウクライナ戦争1(侵攻開始、大勢の犠牲)』

2022-06-06 19:36:00 | 英作 解答

英作問題『ウクライナ戦争』 War in Ukraine

1.ロシアがウクライナ侵攻を開始した。以来、大勢の一般市民や兵士が犠牲となっている。

⇒ 英作の基本的な心構えとして、いくら日本語が難しいものであっても、日本語にとらわれずに、その日本語の意味する所を自分で考えて、自分が何が言いたいかを問うことが大事である。

そして、大切なことは、自分の知っている英語表現を大事にすること。

考えるというのは、自分の持っている英語に近づくために行なうのである。

 

では、英作に入る。

『ロシアがウクライナに侵攻を開始した。』

侵攻を開始した。侵攻とは、何か。攻めることである。攻める、攻撃するというと、もう誰でも知っているであろう attack を使うとよい。

・Russia attacked Ukraine.

開始したというのを足して

・Russia started attacking Ukraine. 

 

よく報道で言われているのが、invade(侵略する)という単語で、ひと昔前の人(私)なら、宇宙人が攻めてくる、インベーダー(ゲーム)でおわかりだろう。 Russia has invaded Ukraine. The Russian invasion of Ukraine has started. のように使われる。

 

侵攻を開始するということは、実際どうすることか。

派兵すること。即ち、兵隊や軍隊を送ること。

・Russia sent soldiers / troops / military forces to Ukraine. 

 

侵攻を開始するということは、戦争を開始すること。

・Russia started a war with/against Ukraine.

 

そもそも侵攻するとは何か。戦うことである。となると、基本英語の fight with→(例)I fight with my neighbor. (私は近所の人とケンカする)を使い

・Russia started fighting with Ukraine. 

 

『以来、大勢の一般市民や兵士が犠牲となっている。』

犠牲になるとは、要するに亡くなることである。die を使い

・So many people died. 

・Many civilians and soldiers died. 

 

戦争で亡くなるということは kill されることである。よって

・Many soldiers and civililians were killed. 

 

以来というのは、since then を使い

・Russian started attacking Ukraine. Since then, many soldiers and civilians were killed/ have been killed/have died.

 

以来ということは、大まかにいうと、要するに過去ではなく、現在である。よって現在進行形にして

・So many people are dying now.  (亡くなりつつある、死んでいっている)

以来ということは、ある出来事の後のこと。よってafter を使い

・After Russia started attacking Ukraine, many people (soldiers and civilians) were killed. 

以来だからといって、since then でなくても、別にand でもよい。

・Russian attacked Ukraine. And many people died. 

 

犠牲というと、sacrifice という単語もあるが、『~のために』という側面が強く、ここでは特に使わないでよいだろう。

犠牲というと、何か難しく感じるが、そこが運命の分かれ道であり、何か別のものを言わないといけないと思わないで、犠牲といっても、自分の頭で考える習慣があれば、要するに  die だとわかるので、自分の言葉で自然な英語を言うことができる。

英語というと、何か反射神経のように、とっさに言わないと、という強迫観念があるが、まあそれもある意味正しいのだが、早く言うという努力の中に、少しの『間(ま)』というか『ため』というものを持つことも必要である。

慌ただしい世の中であるが、少しの考える『間』というものを大事にすることで、間違いを避け、より自然で正しい、英語で言えるようになるだろう。

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