山崎製パンには昔からロシアというというパンがラインナップされている。

昭和23年のヤマザキ創業時にはすでに存在したパンだという。

なんの変哲もない大きなパンなのだが、そのロシアに…。


ごくたまに、そう2~3年周期に現れるパンがある。

そう、大ロシアである。

大ロシア帝国ばりの巨大パン。

砂糖のアイシングのみで食するそのパンは、驚くなかれ全長40㎝、幅25㎝で重量は450gだ。

その巨大さは冗談かと思うほどで、目を引く事請け合いだ。


何故にこれがロシアなのかって?

姿形のみロシアのパンに似せて作られている。

ロシアのパンはライ麦製なのでこんなに柔らかいパンではなく、あくまで見た目のみ。


ヤマザキの大ロシアは短期間現れては消える商品であり、発見次第、問答無用で購入するようにしている(笑)





つい先日のスーパーにて。

こ、これは!…あの大ロシア⁉︎

い、いやビッグロシアパンだと⁉︎

ついに現れたかその名を変えて…(感無量)(笑)

興奮冷めやらぬまま購入したが(税別198円)その時はまだその違和感に気付いていない。

まぁデカいんだけど、なんか細っそりしてるな…。



長さが30㎝…大ロシアは40㎝だったはず。

重さも大ロシアの450gに対して320g。

カロリーは立派に1000キロ越えだけど、大ロシアは1250キロカロリーだという。

遠慮して大ロシアの看板下げたのかな(笑)



まぁ多少縮んだようだけど(笑)インパクトある容姿はそのままだし、小麦粉も高騰してるしね!

そのかわりパンの質は上がったように思う。

しっとりふんわり、以前のパサパサ感は無くなったよ。

3日もあれば食えるかな(笑)

ビッグロシアパンという名も、大ロシア以前にも使ってたらしいしね。


大ロシア…またすぐ消えるんだろうけど、次はいつ現れるかなぁ。


山崎製パン創業者 飯島藤十郎と大ロシア