知らなかった風習
昨夜、出かけ先からの帰り道
松川の舟橋でたいまつをぐるぐるまわしている人たちをみました。
なにやってるんだろう?
調べて初めて知りました。
御招霊?
どうやら先祖の霊を迎えるための、迎え火ということらしいです。
13日の夜にやるの?
自分は30年県外に暮らしてからの、富山市に引っ越して現在10年目の富山市民ですが、
もともと18才まで富山県出身者として射水市に住んでいました。
だけど子供の頃、こんなことしたことも聞いたこともなかったので
昨夜たまたま通りすがってこれを見て
ちょっと驚いたのです。
浄土真宗王国ならでは?
だけど、実家も浄土真宗ですがこれはしたことがないし
実は浄土真宗の教えでは霊は極楽浄土に行って幸せに暮らしているんだからお盆に戻ってはこない、だからお盆はおこなわない、が本来の姿
という話もあって
お盆は仏教行事ではなく民族行事なんだと。
他の宗派では迎え火を焚いたりすることもある、と。
じゃあたいまつぐるぐるしていたのは他の宗派の人たちだったのかも。
聞いてないのでそのへんよくわかりませんが
けっこうぞろぞろとたいまつ持った家族が橋に集まってきて
橋の上でぐるぐるまわしていたので
そのたいまつってなんなの?売ってるの?自作?
いろんな疑問で、うちに帰ってから調べたら
どうやらスーパーやホームセンターに売ってるんだと。
そーなの?
まさか富山市に住んで10年でまだ知らないことがあるとはと
ホント興味深い夜でした。
ていうか
浄土真宗的には霊は仏様になってるんだからもう帰ってこないんだと、それも調べて初耳。
まぁたしかに極楽浄土で幸せにいるんならわざわざ帰ってこなくてもいいよねぇ...
じゃあ何十年もお盆行事やってきてたのは、そのへんに帰ってきてると思い込んでいたのはなんだったんだ??と
日本人てよく知らないでやってることってこうしてけっこうあるのかも…と
なんともいえない気持ちになりました。
ただ先祖に感謝をする日、としてお盆はとらえれば良かったのだと今更ですがわかったので
今後は実家がらみの宗教行事ではそういう意識でいようと思います。
応援よろしくお願いします。
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