つくば植物園 (筑波実験植物園) は、面積は約14ヘクタールで日本の代表的な植物、人が生活にかかわりの深い植物、世界の熱帯や亜熱帯、乾燥地域に生育する珍しい植物、約3000種の植物が公開されています。今回は、早春に咲く可憐な花々を見る為に訪れました。
早春の花の案内 セツブンソウをはじめとしてフクジュソウ(福寿草)の仲間やユキワリイチゲ(雪割・一華)、ミスミソウ(三角草)などが、この時期しか見られない様々な花が園路沿いでさいていました。
オオユキノハナ(スノードロップの一種) ヒガンバナ科 マツユキソウ属
プリヌマ・ブルガリス (サクラソウ科)
アヤメ属の園芸品種
シクラメン・コウム
オオユキノハナ
フクジュソウの仲間
福寿草はキンポウゲ科の多年草。日本には北海道から九州までフクジュソウ属の植物が分布されています。フクジュソウ(エダウチフクジュソウ)をはじめ、キタミフクジュソウ、ミヂノクフクジュソウ、シコクフフジュソウなどがあり、雪深い里山などに春を告げる代表的な早春の植物です。近年は個体数が減少し絶滅危惧種に指定されている種もあります。
福寿草には、元日草や福付草などの別名もあり、正月の縁起物として珍重されてきました。江戸時代に多くの園芸品種が作出され、現在にまで受け継がれている花もあります。代表的な品種としては、‘福寿海’や ‘秩父紅’、‘三段咲’など・・・
フクジュソウ "福寿海" キンポウゲ科の多年草
フクジュソウ "白宝"
フクジュソウ "秩父紅"
フクジュソウ "金鶏"
フクジュソウ "紅撫子"
オオミスミソウ
ミスミソウ 三角草、キンポウゲ科ミスミソウ属の多年草 準絶滅危惧種
ユキワリイチゲ
セツブンソウ キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草
つくば植物園 (筑波実験植物園)
つくば市天久保四丁目1番地1