現在のコロナ状況は、"久々の平和で少しほっとできるけれど、またいつ嵐がやってくるかわからないとおびえている"という点で、介護と同じだね。

 

 

バラエティクイズ番組の「くり〇むクイズ ミラクル9」が好きで、いつも録画して見ている。

 

知らなくて勉強になることも多いし(すぐ忘れるけど)、知っていることは、記憶を呼び覚ますのにちょうどいい。

 

特に、現在から20年前の出来事をさかのぼるタイムマシンクイズは、「そうか、これはもう10年前の出来事だったのね」とか、「こんなこと全然知らんかったわ」とか興味深い。

 

先日、その中でちらっと映った、萩本欽一さんの本のタイトル「人生笑ったもん勝ち(?)」というフレーズが私の心に刺さった。その晩は、その言葉を心の中で反すうしながら寝た。関西弁で言うなら、「人生わろたもん勝ち」だ。しかし翌日、ググってみると、「人生おもしろがった人の勝ち」が正しい書名だった。人間の記憶っていいかげんなものだね。

 

 

ババモンの嫌なところを見せられると、ババモンの全てが嫌でたまらなくなる。一日中暗い顔状態にまっしぐら。”認知症ババアのたわごと”と笑い飛ばせれば一番なのだけど、それがなかなか難しい。

 

「笑ったもん勝ち」でも「面白がった人の勝ち」でもどっちでもいいから、それを心がけないと生き残れないね。

 

私には特に座右の銘はないけど、今後はこのフレーズを”シークレット座右の銘(実現が難しいから人に言えない)”にして、できるだけ思い出すようにしよう。欽ちゃんはやっぱえらいわ。本自体を読むつもりはなくてごめんなさい、ですが。

 

 

先ごろ、「2021年トイレ川柳」が発表されて、最優秀賞に感動した。

 

「トイレから立ち上がる また生きていく」

 

高齢者、疲れた人、とかいろんな状況が考えられるだろうけど、その情景にまじ泣ける。

 

短い言葉で、人生をこんな風に描写できる人たちを、尊敬する。

 

 


高齢者介護ランキング



にほんブログ村