「講座をやってください!」とご連絡くださる方々がいらっしゃいます。

ありがとうございます。

 

近未来に、そんな機会を得られたら良いなあと思っています。

ただ、私、人を教える際はユルユルとやりたいものの、アナウンサー受験生が相手だとかなり正直に物を言いますよ?笑

せっかく教えるなら受かってほしいから。


それでも良いのかなあ?

ちなみに、お問い合わせ頂く際の文章からにじみ出てしまう差出人の性格って、たかだかメッセージでも表面化してしまうものです。
それは、たぶん、書類審査でも同じこと。
「この人、アナウンサーになれないかもなあ。
間違ってなれても、入社後に干されるだろうなぁ」
っていう臭いがする人、いるかもしれない。。。

本当にアナウンサーになりたいのなら、もう、気をつけるしかないですよね!

受かってから気をつけるんじゃなくて、気をつけてきた人しか受からせないです。テレビの中の人は。

厳しいものです・・・


ちなみに、オーディションでは、事件記者も審査員をしていたりします。
ここで、事件記者の特性について、ちょっと触れさせて頂きますと……

事件記者のやりがいとは、やはり、スクープを抜く(=手に入れる)こと。
そのために生きている!といっても過言ではない人種といえるでしょう。

事件現場に行き、警察よりも先に犯罪者を見抜き、
わざと「近所の人の声」としてそのターゲットをインタビューし、
いざその人が逮捕されたら
「犯人は数日前、カメラの前でこう語っていました」
と放送する。

これがスクープとして世に出ます。

そんな生き方をしている事件記者は、
普段から人に対する嗅覚が鋭いです。

相手の振る舞い、息づかい、まばたき、表情、言葉づかい、どういう時に反応が早くてどういう時に遅いのか……
相手の人格をつい見抜こうとしてしまう、自然と見抜いてしまう。それが事件記者です。

 

そして、彼らもアナ受験の審査員に紛れ込む。

 

・・・まあ、怖いよね笑


アナウンサー試験って、そういう人達にジロジロ見られながら
数百数千の倍率をくぐり抜けていく試験といえます。

志願者の書類、電話の応対、メールの内容、すべてに嗅覚を働かせながら、
審査員は応じています。

表面上は柔らかかったり、チャラかったりしても。
でも、頭の中はがっつり計算しています。大人だもん・・・当たり前ですね。


ですから。

「たかだか最初の問い合わせメッセージくらい勝手に私の性格を決めつけないで!」と思うのなら、
「決めつけられるような振る舞いをしないほうが良いよ」
って話です。

「私は本番や審査員の前では上手くやるから大丈夫」というのなら、
「それが上手いかどうかを判断するのは貴女じゃなくて審査員です。そういう勘違い臭、審査員は見抜きますから気をつけて。」
って話です。


で、話は戻って講座についてですが、やるとしたら近未来に開始する、かなー。

6社受かったプライドにかけて、有意義なものにするかなあ。

どこかのアナウンス学校がやっている「外郎売りをひたすら30分読ませて終わり」なんて、私なら、やらない。
外郎売りの読みなんて、家で自分でやってもらうべきもの。

講座でやるようなことじゃないと思う。


もし、貴女がそういうアナウンス学校に通っているのなら、
勇気を持ってさっさとやめたほうが良いと思います・・・
貴女の大事な時間とお金を、貴女のために工夫の一つもしてくれない学校に費やすなんてもったいない。


私はオーディションの審査員もやっていたことがあるので、
もし講座をやるなら、アナウンサー合格経験者目線と、審査員目線の、両方の目線で

講座を進めていきます。

ただ、今海外に住んでいるので、どうやったら出来るのか模索中です。

リクエストがある限り、お答えしたいのですけどねぇ。。。カラオケテレビ

リクエストは・・・未だに結構あるのでご対応できる方法を考えてみます。

 


オーディションランキングへ