以前描いたパステルの絵です。
天使が水面に映っています。
水面が波立っていないので
天使は、自分の姿をくっきりと観ることができています。
心も同じだなぁと思います。
感情的になって波立っているときは
自分に何が起こっているのかを把握するのは難しいもの。
後で落ち着いてから振り返ると
自分の中で何が起こっていたのかが見えてきたりします。
裏を返せば
感情的になっているときは
自分をよくわかっていない可能性が高いということです。
自分が見えていない、わかっていないわけですから
本当は、自分に何が起こっているのか
何をわかってもらいたいのかということを
伝えることはできません。
心がとても波立ってるときは
まずは自分のケアをすることが大切です。
ケアをして、波が凪いで穏やかになってきたら
そうっと水面に自分を映して、そのままを眺めてみる。
「あらら、こんなところに傷があった。」
そんなことも見えるかもしれません。
そして
「それは痛かったよねぇ。。」
と、自分に優しくしてあげたり
「ここに傷があるから気をつけてほしい」
と、人に伝えられたりできるかもしれません。
波立っている心を静めるために
誰かに手伝ってもらうのもありですね。