コロナ下の中、改めて、講師に求められることは? | 「選ばれる講師」~企業・研修会社に選ばれる講師/Brew(株)

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人材育成業界、研修・セミナー、自署である「研修講師が企業・研修会社から選ばれる力」に関するお話。研修業界18年。1000人以上の講師に会い、自社でも350名の登録講師がいる。好きなワードは「なんかおかしくない?はイノベーションの種」

秋の研修シーズンに突入ですね。

弊社も、にわかに忙しくなってきました。

 

コロナ下で、研修が延期になるものと、オンラインで変わらず予定どおり実施される研修があるように感じます。テーマに依って、オンラインでも全く変わらずできるもの、元々オンライン用で設計されていたものは、変わらず実施されるのでしょう。リアルでやった方が良いテーマ、実施方法のものは、コロナ第5波で、延期、中止になっているような気がします。

さて、そんな中、先日、同業の研修会社社長会で、ディスカッションする機会がありました。ガイアモーレ社さんが主催する、「講師サミット2021」に、社長会メンバーの社長が登壇されるために、皆の意見を聞きたい、ということで集いました。

講師サミット2021

お題は「コロナ下でも、売れる講師、売れない講師」

 

 

研修会社の社長からは、いろいろな意見、具体的な話が出てきました。

まず、残念な例から、4つほど挙げると・・・

 

1)研修会社の社員(営業)とのコミュニケーションが上手くない、もっと言うと講師が高圧的な方はお付き合いがしずらい。講師は良かれと思って、良いこと、導いてくれるようなアドバイスを、研修会社の営業さんに伝えているのかもしれませんが、高圧的な態度に映る、伝わってしまうと、講師を依頼しにくい、という声がありました。


2)また、研修会社から講師に依頼事項などを伝えた場合に、素直に聞いてくれない、すぐ反論する、言い訳をする、逃げ腰になる、という講師は、何度も続くと、辟易する、だんだんとお付き合いが減っていく、、といった声もありました。

 

3)そのほか、お勤めだった時に経験していないことまで、講師として教えようとしている講師も駄目だよね、という声がありました。経験していないことを、どうやって伝えるのか?他人の作ったコンテンツをパクればできると思うのか?

4)そして、コロナで象徴的だったのが、オンライン対応などへの積極性。やれ、あのツールが使えない、システムが使いこなせない、新しいやり方に対応できない、昔からのやり方に固執する、、、これは説明は不要ですね。しなやかに対応する姿勢や意気込みが欲しいところです。

 

では、今度はどんな講師が売れているか=つまり研修会社の社長としては依頼しやすいか、という話になりました。


上記の残念な例をひっくり返せばいいのですが、社長達からは異口同音に「やっぱり、結局は講師の人柄だよ」という話になりました。素直さ、謙虚さ、学ぶ姿勢、お陰様などの姿勢、意識、態度、対応などが、どうしても一番根幹として欠かせない、ということになりました。

その他に、専門性ある、しっかり自分の経験を元に語れる(伝えられる)、などの声もありました。

 

このディスカッションの場面で、私はこうも話しました。
 

「結局、コロナになっても、私の本で書いた事が大事ってことですね?」

 

手前味噌で恐縮なのですが、私も強くそう思っています。コロナでも、いろいろな講師を見てきたから、自信を持ってそう言い切れます。他社の社長さんにも、同意頂けました。

 



その本では、こう語っています。

「売れる講師には、戦略がある、続く講師には愛がある」

 

戦略=専門性✕実務経験✕講師技術など

愛=人間性、謙虚さとリードのバランス、素直さ、学習意欲

どうでしょう?
コロナでも、根本は変わっていないな、とやっぱり思うのです。

 

今一度、この2軸を見直してみてはいかがでしょうか?
きっと、講師になったばかりの方にも、ベテランの方にもお役に立てると思います。



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#組織発酵学

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2021年9月16日

 

 

Brew株式会社 代表取締役

原 佳弘

 

 

 

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